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子供部屋の間仕切り

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子どもが大きくなってくると、子供部屋を間仕切りで分けるリフォームを検討される方は多いでしょう。これは、兄弟姉妹がいるのであれば、男女差によるプライバシーの確保が必要となりますし、年の差があるのであれば、勉強時間や寝る時間など生活リズムが変わってきてしまうためです。ここでは、子供部屋の仕切り方や間仕切りの種類をご紹介します。子どもの健やかな成長のためにも、上手に間仕切りを行い、誰もが快適に使えるようにしましょう。

子供部屋の仕切り方

子供部屋の仕切り方として、主に以下の3つが挙げられます。子どもの性格や兄弟姉妹の年や性別の差によって、ぜひ、子供部屋の分け方を検討してみてください。

  • 2部屋に分ける

    1つ目は、子供部屋を2つの部屋に分けてしまう方法です。真ん中に壁で間仕切りを作ることで、完全に2部屋に分けることが実現でき、子供部屋の最も一般的な分け方になります。メリットとしては、個人のスペースが確保でき、それぞれ独立して生活ができるので、子供の性別が異なる場合や年の差があり生活リズムがずれてきた場合には、プライバシー重視のこの間取りが適しています。なお、将来、子どもが独立した場合のときを考え、壁をすぐに解体できるように簡易的な壁を立てることをおすすめします。また、デメリットとしては、最初から子供部屋を仕切る想定をしていない場合は、壁を作るだけでは済まず、既存の壁を解体してドアの増設をするなどしなければならないので、費用がかなりかかってしまいます。

    共有スペースを設ける

    2つ目は、共有スペースとそれぞれ個人のスペースを作るという方法です。まず子供部屋に入ると勉強する共有スペースがあり、さらに寝室など個人のスペースへのドアがあるといった作りにすることで実現することができます。メリットとしては、兄弟姉妹の交流もありつつ、各自のプライベートを確保することができることで、バランスのとれた間取りになっていることです。デメリットとしては、1つ目の2部屋に分ける場合と比べて、個人のスペースが小さくなってしまうことや工事が増えるためそれに比例し費用も高くなってしまうことです。

    部屋を完全に仕切らない

    3つ目は、子供部屋を完全に仕切らない方法です。仕切りを設置して真ん中で完全に分けてしまうのではなく、お互いに一部を隠すような間取りのことであり、壁を3分の1残して間仕切りにしたり、アコーディオンカーテンや本棚などを一部設置することで実現することができます。メリットとしては、空調が1つで済むため、リフォーム時の費用や光熱費の節約にもなります。お互いの気配を感じつつ生活することができるため、仲の良い同性の場合や年が近い兄弟姉妹の場合におすすめです。デメリットとしては、どうしてもお互いの気配を感じてしまうため、受験勉強など何かに集中したい場合には配慮が必要です。

子供部屋の間仕切りの種類

子供部屋の間仕切りの種類として、主に以下の3つが挙げられます。これらは、それぞれプライバシーの確保ができるか否かなどの特徴、費用、工期などが異なりますので、ぜひ、自宅の子供部屋に最適なものを選びましょう。

  • 壁は最も本格的な間仕切りであり、その特徴は、もっとも防音性や遮光性が高く、プライバシーをしっかりと確保できるところにあります。さらに、壁の中に断熱材を入れると、より遮音性や防音性を高めることもできます。ただし、子どもが大きくなり独立して子供部屋を使わなくなってしまった場合、簡単にもとのひとつの部屋に戻すことは難しく、壁の撤去には費用が別途かかってしまいます。壁を設置した場合の内装リフォーム費用は、部屋の広さや材料にもよりますが、ドアの設置や内装費用(床材・壁材)など50~80万円が目安となります。

    収納や本棚を造作する

    収納の特徴は、収納または本棚などを子供部屋のレイアウトにあわせて自由に造作することができます。地震などで倒れてくるのではと心配される方もいるかと思いますが、しっかり固定した状態で造作できるので安心です。収納や本棚の設置費用は、80万から100万円ほどかかりますが、見せるディスプレィなどおしゃれな空間を演出できます。

    可動式の壁・間仕切りを設置する

    可動式壁の特徴は、自由に部屋を分けたり、もとにもどしたりすることができます。しかし、天井と床の部分から、若干音漏れ、光漏れなども考えられますので、完全なプライバシー空間とは言えません。可動式間仕切りの設置費用は、30万円~が目安となります。

アコーディオンカーテン

アコーディオンカーテンの特徴は、様々な色やデザインのものが取りそろえられており、部屋に適したものを選ぶことができることです。可動できるため、子どもが大きくなって独立した際に、すぐにもとの広い部屋に戻すことができますし、天井と床に隙間が空いているため、エアコンが1台で済みます。ただし、電話で話している声は筒抜けで、防音性や遮光性はほとんどないため、プライバシーの面で心配です。アコーディオンカーテンの設置費用は、15万から20万円ほどかかり、工期は半日ほどになります。

部屋の一角に勉強スペースを設ける

部屋の一角にスタディコーナーを設置することも可能です。カウンターのような簡単なデスクスペースと棚など、費用はそんなに多くかからないことが多いです。設置費用は、10万から40万円ほどかかり、工期は1~2日ほどになります。

プライバシー 使い方が選べる 費用 工期 オススメ度
壁の設置
収納や本棚の造作
可動式間仕切り
アコーディオンコーナー
スタディコーナー設置

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