LOHAS studio
岡本 博行@OKUTA
2016/10/17
冬の寒さ対策として「断熱性能」はもちろん重要ですが、これと併せて「日射取得」という考え方があります。
冬の太陽光を窓から上手に室内に取り入れると、心地よい暖かさが得られます。
そして日が沈んだあとは、高い断熱性能で、日射によって暖められた熱をキープします(徐々には下がります)
そうすることで、エアコンに頼ることが少なくなり、心地良く冬を過ごすことができます。
そのためには地域に合った窓の位置や風向きを考慮して設計することが大事ですが、
ちょうど同じ場所に居座る分かりやすい猫を見つけたので観察してみました。
ちなみに猫と人間は違うので、気楽に見てください。
※ここから先は憶測も含みます
2016/10/12 8時台 気温:15℃ 相対湿度:54% 天気:薄曇時々晴 ※気象庁発表
この日は6時台で12.1℃とこの時期にしてはかなり冷え込みました。猫も寒かったのでしょう。
この写真に方位を補足すると・・・
猫は日射の位置を上手にとらえています!(笑)
つまり日射は南側の窓から取得することが効率的と置き換えられます!
1階でも朝から日射を取り込めることが重要です。
しかもこの駐車場は西側道路に面していますので、道路側の視線から隠れる位置です。
プライバシー性も高い設計になりますね。
2016/10/13 14時台 気温:16.3℃ 相対湿度:61% 天気:曇
この日は6時台で15℃なので、前日よりも冷えが和らいだとはいえ体感としては寒い日でした。
この写真に方位を補足すると・・・
今度は14時台なので、前日と同じ位置では日光が当たりません!
よって猫も移動したのでしょう。(でも寒そうです)
ちなみにこの日の天気は曇です。
陽が出ていれば地面のコンクリートが蓄熱されて、熱が放射されます。
放射熱は心地よい暖かさなので、晴れていたら地面で横になっていたのかもしれません。
この日は曇なので、弱い陽が射す程度です。
猫も日射を直接体に当てて暖をとったのかもしれません。
ここでのポイントは、14時台なので太陽は最高高さから下がり始めていることです。
しかも周囲の建物配置、高さによっては、1階に陽が入りにくくなるということです。
このことから、LDKに吹き抜けを作り、その吹き抜けの2階に窓を設置して、
日射を取り入れるような設計手法が考えられますね!
私なりに猫の力を借りて、解説してみましたがいかがでしたでしょうか・・・?
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