Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)は、
13歳から家具職人の下で修業を始め、
1931年、17歳の時に指物師マイスターの資格を取得。
1940年には、アルネ・ヤコブセンの事務所に勤務し、
オルフス市庁舎の家具デザインの設計に携わりました。
その後独立をし、コペンハーゲン美術工芸学校で教鞭を執りながら、
デンマーク共同連合会家具部門のために家具デザインを行いました。
1944年、中国明朝時代のチェア「圏椅」からインスピレーションを得て
Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)により作られたチャイニーズチェア…
特徴的な肘掛けをはじめ、中国らしさを残しつつ
近代的にアレンジされた美しいフォルムとなっています。
このチェアが世に出なかったなら、
「ウィッシュボーンチェア」や「ザ・チェア」を
見ることができなかったであろう重要な作品といわれています。