LOHAS studio
鈴木優秀@OKUTA
2022/08/08
建蔽率とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。建築面積のことを「たてつぼ」ともいいますが、建物を真上から見たときの水平投影面積で表されます。
2階建ての一般的な戸建て住宅であれば、1階と2階のうちどちらか大きなほうの面積が、敷地に対してどの程度の割合かを示すのが建ぺい率ということになります。例えば建ぺい率が50%と指定された地域で100㎡の敷地には、建築面積が50㎡までの建物が建築できます。
容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合です。例えば容積率100%と指定された100㎡の敷地には、1階50㎡、2階50㎡、合計100㎡の建物が建築可能となります。
建ぺい率と容積率以外の制限
「道路」「隣地」「北側」による高さの制限「斜線制限」や、日照を保護する「日影規制」、自治体によって内容が異なる「高度地区」の制限などもあります。これらの高さ制限と、建ぺい率や容積率の制限が組み合わされて建築可能な建物の大きさなどが決まります。そのため、指定された建ぺい率や容積率を上限まで使えないケースもあります。
また、斜線制限によって建物の上部を斜めにせざるを得なかったり、最上階の天井高が部分的に低くなったりすることもあります。
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