家づくりのご要望・目的
<2014年度ジェルコ(JERCO)デザインリフォームコンテスト 関東甲信越支部大会 入賞>
昭和の時代、新築当初は周辺に家がなく、LDKに光が降り注いでいたH様邸。
数年前に3階建ての家が南側に建ってからは、日中でも電気をつけなくてはならない暗いLDKになってしまいました。
日の届かない暗い室内では、健康にも悪影響が及びそうです。
なにより家族の憩いの場であるLDKに、もう一度明るい自然光を取り入れたい。
その強い願いから、リフォームを決意されました。
リフォームに伴い、築40年になるH邸では下記の性能向上も計画しました。
・耐震性、耐久性
・バリアフリー性能
・温熱性能、防音遮音性能
・防犯性能
・室内空気環境
昭和の時代、新築当初は周辺に家がなく、LDKに光が降り注いでいたH様邸。
数年前に3階建ての家が南側に建ってからは、日中でも電気をつけなくてはならない暗いLDKになってしまいました。
日の届かない暗い室内では、健康にも悪影響が及びそうです。
なにより家族の憩いの場であるLDKに、もう一度明るい自然光を取り入れたい。
その強い願いから、リフォームを決意されました。
リフォームに伴い、築40年になるH邸では下記の性能向上も計画しました。
・耐震性、耐久性
・バリアフリー性能
・温熱性能、防音遮音性能
・防犯性能
・室内空気環境
施工事例 ビフォー・アフター
採光計画の重要ポイントは窓。
自然光を取り入れるには、どの場所が一番効果的なのか。
これを的確に判断するため、CADによる採光シミュレーションを活用しました。
周辺に立つ家の情報を入力して計算。最も効果が高い場所を導き出し、設計に反映させました。
さらに担当は、より大きな採光が得られると考え、リビングに隣接する和室の天井を抜いた、吹き抜け範囲の拡張をご提案。
しかし和室は亡きお母様の思い出がつまった大切な場所でした。
天井を壊したくないという施主様の強いご要望を受け、担当は再度考えます。
2階の間仕切り壁に大きなデザインガラスを設置する案を再提案したところ、これが大成功となりました。
デザインガラスによる吹き抜けで意匠性が高まり、西側の光をやわらかく取り入れる効果が得られました。
吹き抜けにより心配のあった、室内の温熱環境・寒暖差も万全に対策を施しました。
おうち全体を断熱材セルロースファイバーで囲み、サッシにはペアガラスもしくは2重窓となるインナーサッシを設置。
セルロースファイバーは、温熱と同時に防音にも効果の高い素材です。
家全体の防音・遮音性が高まり、ご自宅でピアノ教室を開き、指導をされているお嬢様から、「思う存分レッスンができる!」とご満足をいただけました。
再び光を取り戻したH様邸。
注ぎ込む光と空間、住まうご家族が素敵に調和して、まるでハーモニーを奏でているようです。