LOHAS studio
岡本 博行@OKUTA
2022/02/19
日が少しずつ長くなってきましたね!
今週になってから、外から鳥の声がよく聞こえるので、とても癒されてます
ところで!みなさまは、地震保険は年間いくら払っていますか?
新築であれば耐震等級によって、地震保険は10%~50%の割引が受けられます。
しかし、中古住宅はほとんど割引を受けられない。とされてきました。
住んでいる間ずっと割引されるなら、考える余地がありそうです。
結論、中古住宅も耐震補強工事を行えば、地震保険の割引を
受けることができます。割引率はこちらです。
耐震等級1 ・・・ 10% OFF
耐震等級2 ・・・ 30% OFF
耐震等級3 ・・・ 50% OFF
通常、耐震等級は構造計算をしないと証明できないものでしたが
地震保険では耐震診断の評価(上部構造評点)と置き換えることができます。
耐震等級1 → 上部構造評点 1.0 以上
耐震等級2 → 上部構造評点 1.25 以上
耐震等級3 → 上部構造評点 1.5 以上
※ 新築と計算方法が違いますので、新築と同じ強度になる訳ではありません。
※目安なので、条件が適用できないこともあります。
次にポイントです
A
耐震調査、耐震診断をしてから、補強計画を立てます
耐震診断と補強計画で「上部構造評点」というものが数値で出ます。
いわゆる耐震性能を示すひとつです。数値が高いほど強度が強いです。
・ 1.00 で 「一応倒壊しない」という評価( 耐震等級1 相当 )
・ 1.25 で 1.00 の 1.25倍( 耐震等級2 相当 )
・ 1.50 で 1.00 の 1.50倍 「倒壊しない」という評価( 耐震等級3 相当 )
B
住宅性能評価制度を利用します(住宅性能評価の審査機関に申請)
評価方法基準のうち耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)を利用します
(4)評価基準(既存住宅)→イ→1→a(平成18年国土交通省告示第184号)を利用します
審査完了後、計画通りに耐震補強を行い、評価書を取得します。
※この辺りは複雑なので私達にお任せ下さい。
※申請・審査には時間がかかりますので、着工日が通常より遅くなります。
※申請検査費、代行費は有料になります
C
地震保険の「耐震等級割引」の枠で
「耐震診断による耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)の評価指針」を適用させます。
(Bの評価書を保険会社に提出します)
このような流れです。
詳しくはご相談いただきたいのですが、以下にご注意下さい。
・「上部構造評点」とは文字通り基礎より上の建物が対象です。
上の建物とは “別で” 基礎補強などの検討が必要です。
・上部構造評点 1.50 はかなりの補強規模になります。
築年数が古いほど、補強工事費が大きくなります。
過去実績から見て、耐震補強で割引が適用しやすい住宅の特徴は
以下の通りです。
・検査済証がある(新築当時に法令完了検査を受けた証)
・木造軸組工法の家(枠組壁工法(ツーバイフォー)や鉄骨造ではない)
・築年数は2000年以降の建物だと有利。1981~2000年だと条件によっては不利。
・住宅内外部の劣化や破損が少ないと有利
・屋根が軽いと有利(瓦は計算上は不利になります)。
・基礎が鉄筋コンクリートだと有利(無筋コンクリートは不利)
以上です。
1981~2000年の建物は「新耐震基準」と言われていますが、
耐震診断をすると、耐震性能が不足している建物が多いです。
耐震補強はぜひ一緒にご検討ください!
長文、お付き合いいただき、ありがとうございました!
おまけ
ウチの癒し担当です(いつもの水どろぼう)
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