冬の珪藻土工事　のポイント

LOHAS studio

岡本博行@OKUTA

2014/01/28

Ｙ様邸　ＥＭ珪藻土仕上げ工事中です。

オクタで使用しているＥＭ珪藻土は、自然素材100％です。

室温が低いと「白華（はっか）」と呼ばれる現象が起こり、

表面が白い粉を吹いたような仕上がりになってしまいます。

原因は、珪藻土の水分が蒸発する際に、石灰分が表面に浮き出て、固まるそうです。

（清水）

強度も変わらず、無害ですが、やはり見た目が問題です。

（ちなみにコンクリートやモルタルでも起こります）

冬場の施工には、温度管理が必須でオイルヒーターをつけて、乾燥させてます。

風も出ないし、静かでGOODです。

白華の季節になると毎回思い出すのが、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」

という番組で、土にこだわる左官職人さんが出ていた時のことです。

印象に残ったのは現場の立地や、環境、気候で仕上がりが変わるということ。

同じ材料でも、毎回のように試行錯誤されていました。

「自然素材」はよく見かけるようになりましたが、とてもとても奥深いと思っています・・・