LOHAS studio
市川 康弘@OKUTA
2016/06/14
突然ですが、、、、ecoジョーズってご存知ですか?
少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器のことで、
今まで捨てられていた排気の熱を再利用する仕組みになっています。
給湯器に上のようなマークがついています。
先日、大宮の本社で施工監理のミーティングがあり、その中で
給湯器のメーカーさんを招いてecoジョーズ対応の給湯器の更新のポイントなどの講習を受けました。
注意点としては、給湯器から酸性のドレン水が出てくるので、その処理を考えなくてはいけません。
特に昔のマンションでは既存のパイプシャフトには、排水用の配管が用意されていないことが多く
ecoジョーズの導入の障がいとなっていました。
そこで活躍するのが、こちら ↓ のパーツ
「3方弁ユニット」と言います。
この装置をバスタブの裏に仕込んでおくと、
給湯器から出たドレン水をお風呂の排水口に流してくれるのです。
簡単な模式図にしてみました。
追い炊き(往)へ → [循環金具]
↑(お湯) [給湯器] または
[弁] ← (お湯又はドレン水)← [ドレンタンク]
↓(ドレン水)
[排水口]へ
ecoジョーズが出始めたのは15年位前で、
3方弁ユニットが出始めたのはつい4年位前だそうです。
採用にはいくつか条件があって、
・バスタブのエプロンが開けられること
・追い炊き(往復)の配管があること
・浴室リモコンがついていること
などがあります。
また見落としがちなのが
例えばユニットバスを交換する際に、既存の3方弁ユニットを外してしまうと、
給湯器がエラーを感知して給湯器が使えなくなってしまいます。
ユニットバスを入れて3方弁ユニットをつなげてあげないと、キッチンのお湯も出ないということになります。
在宅工事では注意しないといけませんね。
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