Low-E複層ガラスについて!(株式会社OKUTA Archives e038@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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e038@OKUTA

Low-E複層ガラスについて!

2019/04/13

こんにちは!

 

今日は、前々回紹介させて頂いた「Low-E複層ガラス」について

引き続きご紹介させて頂きます。

(前々回の記事はこちらでチェックできます!

https://www.okuta.com/blog/e038/189

 

Low-E複層ガラスには

「遮熱タイプ」(日射遮蔽型と呼ばれたりもします)

「断熱タイプ」(日射取得型と呼ばれたりもします)

があり、夏と冬それぞれの熱の出入りに応じて使い分けると

お話しさせて頂きました…

 

この遮熱・断熱タイプ各々について、

前回の記事の光の「反射・透過・吸収」を交え

各々取り上げさせて頂きたいと思います。

(「熱放射の反射・透過・吸収」→

https://www.okuta.com/blog/e038/193

 

 

まずは、「遮熱タイプ」です。

こちらのタイプは複層ガラスの外側のガラスに、

Low-E膜という金属膜をコーティングしたものです。

 

日射遮蔽型
 

特徴は、入射する赤外線を

➀Low-E金属膜コーティング部分で反射する

②外側のガラスに吸収され外側に再放射する

③そのままガラスを透過する

④室内側のガラスに吸収された後室内に再放射する

上記のような特徴があります。

「遮熱タイプ」はその名の通り「熱を遮断する」

熱が窓ガラスを介して室内に入るのを抑えてくれます!

入射光は➀②③④のように分岐しますが、➀②と外に返る

赤外線が多いのです。

 

 

では、次に「断熱タイプ」を…

こちらは、複層ガラス室内側にLow-E膜をコーティングしています。

 

日射取得型
 

特徴は下記の

⑤入射光の一部が、外側のガラス部分で反射する

⑥外側のガラスに吸収され外側に再放射する

⑦そのままガラスを透過する

⑧室内側のガラスに吸収された後室内に再放射する

「断熱タイプ」は「遮熱タイプ」と異なり赤外線を室内に

多く取り込みお部屋を暖めたいのです。

(また室内の熱を外に逃がすことを抑えてくれます)

④で外に出ていく赤外線の割合は「遮熱タイプ」の➀②に比べ

少なく、⑤の透過が③の透過に対し多くなっています。

 

 

上記のように赤外線の反射、透過、吸収後の再放射といった赤外線の割合が

違うことでLow-E複層ガラスの効果が変わります!

 

 

 

 

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