LOHAS studio
e038@OKUTA
2019/07/13
こんにちは。
結露発生のポイントである、「露点温度」は以前紹介しました、
温度と絶対湿度の量により左右されます。
外と室内には温度差があるため、壁体内の温度は
変化を起こします。壁体内の温度が徐々に下がり
露点温度以下にに達すると結露が発生します。
今日は、「結露の発生」を防ぐために、どうしたら良いのか
お話させて頂きたいと思います。
…とその前に、
これまで結露のお話の中で「夏」「冬」をキーワードに
挙げさせて頂きましたが、そのことについて少し…
夏と冬では、気温も湿度も異なり、お家の中の環境も
全然違いますが、それが結露に関わってきます。
どういうことかと言いますと、夏・冬それぞれ結露発生の
メカニズムが違うのです。
(「夏型結露」「冬型結露」と呼ばれたりします)
つまり、「夏型・冬型結露」各々の結露発生防止を行う必要があります。
対策として、
– 夏型結露 –
◆壁体内に過度の水蒸気を滞在させない
→ 通気工法により外に排出する
外壁材の真裏に空気の抜け道となる隙間(通気層)を作り、
空気が流れるようにします。
壁体内の水蒸気がこの通気層内の空気に流され外に排出されます。
→ 室内に透湿する
室内側の壁下地材が水蒸気を通すようになっていれば、
水蒸気を室内に透湿することも可能です。
– 冬型結露 –
◆著しい温度変化を防ぐ
→ 断熱性能の向上を図る
室温の変化を抑える=熱の移動を抑える → 断熱する
◆壁体内に水蒸気が入らないようにする
→ 防湿シート(フィルム)等を室内側の壁下地材に貼る。
passiv designでは上記を念頭に設計を綿密に行います。
結露は目に見えない場所でも発生しますし、
これまで紹介してきた条件が揃えば生じます。
大切な住まいとなる家づくり、喜んでいただける家づくりを
ご提案していきたいと思います。
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