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LOHAS studio

洞谷 彩@OKUTA

設計部の業務 ご紹介 外皮計算(QPEX)

2023/05/19

こんにちは。

設計部の洞谷です。

今日は設計部で行っている設計&性能チェックについてご紹介したいと思います。

 

設計部で行っている業務の1つに設計&性能チェックというのがあります。

まず、デザイン性・機能性・住宅性能の特化した新築事業部のスタッフが

LOHASTA homeでお家を建てられるお客様のヒヤリングからプランニング図面作成します。

そのプランニング図面一式から設計部に性能・設計チェックという依頼がきます。

 

次にそのプランニング図面を元にさらに専門知識のある設計部スタッフが

地域地区、立地条件、各部位の断熱材の種類や方法・厚み、

開口部の面積やガラスの種類、換気の種類、生活スタイル等々、

あらゆる方向からお客様が快適な生活ができるよう専門のソフトを使って性能チェックをします。

 

性能チェックで使用しているソフトは、

一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会の外皮計算ソフト「QPEX」と言うものになります。

1↑建物の地域を入力していきます。

 

2
↑建物の方位や隣地との離隔距離、断熱箇所などの条件を入力していきます。

配置図や矩計図から確認していきます。

 

3
↑建物面積や気積、屋根や天井の面積、外壁面積など計算して入力します。

平面図と立面図、屋根伏図などから計算していきます。

 

 

4
↑各部位がどんな断熱材で厚みがどれくらいか、またどのような構成になっているかを入力します。

矩計図から各部位の断熱材と構成を確認します。

 

 

5
 

↑開口部には各方位にどのようなメーカーのサッシで、サッシの大きさはどのくらいか

また、ガラスの熱貫流率(Ug)や日射熱取得率(Uη)はいくつかを等を

1つ1つ調べて入力していきます。

温熱省エネ設備ポータルサイトからサッシの熱貫流率を調べたり

各メーカーのホームページからガラスの性能値を調べたりします。

 

 

6
 

↑一部省略はしましたが、これらの内容をすべて入力をすると計算結果として

お家の性能がどのくらいかが計算結果として確認することができます。

ここには、外皮平均熱貫流率(UA値)や熱損失係数(Q値)をはじめ

暖房負荷や冷房負荷も計算されてきます。

 

暖房負荷とは、冬の室内から逃げていく熱から

ある一定の温度、湿度を維持するために必要な暖房エネルギーのこと。

 

冷房負荷とは、夏の室内に侵入してくる熱から

ある一定の温度、湿度を維持するために必要な冷房エネルギーのことを言います。

 

この暖房負荷や冷房負荷を極力小さくすることが、断熱の役割であり、

いづれも小さいほど、省エネルギー性能が優れており、冷暖房に頼らず

快適に過ごせると言われています。

 

また、どんなUA値やQ値が小さくても(性能が良くても)、

この暖房負荷や冷房負荷の数値が高いと快適という空間ではなくなっていまいます。

 

これらのデータを元にさらにお客様の生活スタイルや環境に適しているかを精査していくことになります。

 

OKUTAの注文住宅では、家の間取りやデザイン、設備、外観等に加え

光や風をコントロールするパッシブデザイン設計をベースに

自然の力を活用し、省エネルギーで夏涼しく冬暖かい高断熱、高性能、高気密なお家をご提案いたします。

 

人生が愉しくなるお家を一緒に作り上げていきましょう。

どんな小さなことでもまずはご相談ください。

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About Me

2020年1月より設計事業部に入社しました。 おしゃれで高性能な家つくりを女性目線でお手伝いできたらと思っております。
まずは、しっかりと知識と経験を増やしていきたいと思います。
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