☆高気密？高断熱？☆(株式会社OKUTA LOHAS studio熊谷店のブログ 町憲昭@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2023/11/10

「高気密」と「高断熱」は、建物のエネルギー効率化に関連する要素ですが、異なる意味を持ちます。

高気密（High airtightness）は、建物の外気と内気の流入や流出を最小限に抑える性能を指します。つまり、建物の外気や風が建物内に侵入するのを防ぎ、室内の温度や湿度を維持する効果があります。高気密性を持つ建物は、暖房や冷房の効率が良くなり、エネルギーの浪費を抑えることができます。


一方、高断熱（High insulation）は、建物の外部からの熱の伝導を最小限にする性能を指します。断熱材を使用することで、建物内部の暖房や冷房の熱を逃さず、外部の熱や冷気を建物内に侵入させないようにします。高断熱性を持つ建物は、快適な室内環境を維持するために、冷暖房負荷を減らし、省エネ効果を高めることができます。


高気密と高断熱は、エネルギー効率化の観点からは互いに補完的な存在です。高気密な建物において高断熱性を持つことで、より快適で省エネな室内環境を実現することができます。また、断熱性が高くなるほど、外部の騒音を軽減する効果も期待できます。