タスペーサー(株式会社OKUTA Archives g001@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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g001@OKUTA

タスペーサー

2014/11/11

本日は、スレート瓦の縁切り(タスペーサー)をご紹介します。

スレート瓦屋根を塗装による修繕の際とても重要なことがあります。
それは、「縁切り」です。

スレート瓦は軒先より屋根の頂上の棟に掛けて重ねて張って行きます。
その際、瓦一枚一枚の重なる部分に隙間ができます。これは瓦の横の
つぎ目から雨水が浸入した場合、下段の隙間より排出すために必要
だからです。

よって、スレート瓦の雨水の撥水方法としては全てを瓦表面で受け流すのではなく
隙間から雨水が入ってしまうことが前提となっている構造なのです。
また、スレート瓦の場合、気温差などにより屋根材裏面に結露を起こすこともあり
その場合も同様に隙間を使い外部へ排出しています。

したがって塗装による修繕の際、瓦同士の隙間を塗膜で塞がないようにすることが
重要です。現在の塗装工事では、これに対してタスペーサーといわれる部材を使うことで
塗装によるトラブルが回避できるよう行っているところが多いです。

しかし、この部材を使わず、何もしていなかったり、塗装後にカッターなどで切り込みを
入れたりする業者もいますので注意が必要です。

【タスペーサー打ち込み】
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【タスペーサー有りの塗装】
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