日本のことばとPassiv design（ﾊﾟｯｼﾌﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ）

LOHAS studio

星川知加子@OKUTA

2015/04/22

唐突ですが・・

私は「ことば」の持つ語音（ごおん）*と語彙（ごい）*で表現される言語・・・日本語が大好きです。

中でも、今では耳にすることが少なくなりましたが季語を使った枕詞（まくらことば）。

そのセンシティブ*な世界に、情緒のセンスを感じます。

例えば　あいさつのことば・・・

「おはようございます」　「こんばんわ」

「お元気ですか？」　「お日柄もよく」　「寒さ厳しい折柄に」

ていねいな枕詞が、心地のよい表現として耳に優しく響きます。

朝・・・一日の始まりに元気を。　　　夜・・・一日をふり返る心の静かさを。

日々の暮らしの中で自然の摂理に逆らわない。

そんな暮らし方を重ねてきたことで、ココチ良い言葉が生まれてきたのかもしれませんね。

・・・「ただいま～」　「お帰りなさい」

　　

「日々を暮らし、過ごすことに丁寧でありたい」　いま一度　立ち止まって考えてみませんか。

Passiv design（パッシブデザイン）とは…

そんな丁寧な暮らし方を次代へ紡ぐために、想いをカタチにしていく…

温かな抱擁にも似た暮らしをデザインしていくことです。

そして、Passivhaus（パッシブハウス）とは、温かく抱擁してくれるお家のことです。

＊語音（ごおん）とは言語の音声。音韻のこと

＊語彙（ごい）とは単語の総体（集まり）のこと

＊センシティブ（sensitive）とは感覚が敏感な、感じやすいさま、鋭敏、微妙で慎重を要するさまのこと