LOHAS studio
星川 知加子@OKUTA
2015/09/30
これまでのお家で代々使われてきたモノたち とてもとても思い入れのあるものばかり。
今は亡きご両親と共に、いつも「家族」の傍らに存在していました。
建替えに伴い、それらを活かしていく道を探りました。
例えば・・・
床の間廻り 優美な質感を放っていた「銀杏」材種たち
中でも、床脇の違い棚 ・・・ う~ん。なんともいい感じで経年変化しています。
。。。木肌を見せたい!
もっと目に付くところへ。キッチンカウンターとして利用しました!
キッチン側には、「筆返しごと違い棚」を加工して取付け。
対面側には、床脇の地袋台を、これまた加工して再利用しています。
サイズもギリギリな床の間材はその加工には失敗許されません(笑)
加工も終え、今度は丁寧に丁寧に磨いていきます。
十数年経ち、見事な艶を放った「銀杏の木肌」が 鮮やかに甦ります。
作業したり、ささっと軽食取ったり、手元の銀杏の木肌とお庭を眺めながる二重の楽しみ。
対面側では、あえてハイカウンターとし、キッチン内をほどなく隠しながらも、立食バーカウンターでの愉しみを。
ふと上を見やると・・・ 欄間。 こちらも再利用して、『和』の軌跡を集めてみました。
昨今のリフォームでは、和がなくなりつつある和室床の間のリメイクとして・・・
姿こそ見えなくなっても、ひとつひとつの貴重な材料を活かしていくことを考えていきたいです。
今となっては高価な木材や、それらが経年してい~い感じにこなされている質感・・・
手を当てて、耳をあてて、木の息吹きを感じてみてください。
充分に見据えながら リメイク~手を加えて活き返っていただく技 ありき。
されど物語のつづきを漂わせる演出家として、温かな質感感じる「モノ」ありきです。
*事例の担当者*
リフォームプロデューサー 金井武史 https://www.okuta.com/blog/sa010/
施工監理 山口剛 https://www.okuta.com/blog/e010/
*事例の担当店 LOHAS studio 越谷*
https://www.okuta.com/pc/studio/cat-studio-area-koshigaya/koshigaya.html
★LOHAS studio 越谷店 スタッフブログも更新中★
⇒施工事例やおすすめの情報など満載!こちらからどうぞ♪
SNSでシェアする
担当者へ無料メール相談!お気軽にご相談下さい!
お問合せ・資料請求はこちらから