LOHAS studio
星川 知加子@OKUTA
2015/03/25
人が行き交う”戸”に風を呼ぶ・・・Passivhausの実例をご紹介します。
通気窓として活用した「欄間(らんま)」にスポットを充ててみましょう。
古来より、日本様式にある「欄間」の多くは空間のヌケを意識して造作されることが多くみられ、
採光や換気の役目だけでなく、装飾としての演出をも果たしています。
室内の換気について、普段の暮らしの中で、こんな事を感じたことありませんか。
空気の入れ替えって面倒。 出入りの開閉をしない時でも通気ができたら・・・。
例えば、受験勉強真っ只中、没頭して、匂いや空気の停滞をしているお子様のお部屋。
居間で多くの来客で楽しく過ごしているうちに、なんだか空気のよどみを感じた・・など。
特に冬場では窓を開けて自然換気することも、ついつい忘れがちになりますね。
理に適った欄間の「ヌケ」に、換気という機能をよりシンプルに考えてレイアウトした「通気窓」は、
高低・温度差による気流を利用した「風を通す建具」となりました。
Passivhausで叶える 人が行き交う”戸”に風を呼ぶ
・・・・停滞しない「泳ぐ空気」を感じて過ごしてみませんか。
※「欄間」とは、部屋と部屋との境目や、部屋と廊下や縁側との境目に設けられ、採光、換気、装飾などを
目的とした開口部材です。
*オフィシャル関連ブログhttps://www.okuta.com/blog/passivdesign/419
パッシブのおはなし
https://www.youtube.com/watch?v=M6Q8Iq8nMSQ
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