現場で頭を悩ませるモノたち・・・(株式会社OKUTA Archives i006@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2016/05/18

“リフォームは、開けてみないと分かりません。”
と必ず、すべてのお客様にお話ししておりますが、

“空けてからが本当の勝負！！”だと日々痛感する
のが、私どもの仕事です。。。

頭を悩ませるモノその1　～梁と天井高の関係性～

天井を仕上げてしまえば分からなくなってしまうので
すが、できるだけ既存高さを生かしたり、できるだけ
上げるためには、梁の処理がかかせません。

↓このようにそのまま梁を出してしまうと、耐震用の金物
が丸見えになります。。。





梁を・・・
見せるのか？見せないのか？
大問題です。。。

頭を悩ませるモノその2　～既存との取合い～

これも仕上がってしまうと・・・
“そうなんですね・・・”的な感じになるのですが、、、
木工事の段階では、かなり頭を悩ませます。。。

↓こちらは既存のサッシと枠の取り合い問題。今回窓枠を
付けないので、どのように処理するのか・・・が課題です。





頭を悩ませるモノその3　～仕上げ材の取合い～

空間は3次元の空間なので・・・
“どこで見切るのか！”が大変な課題になります。。。

こちら↓の写真の範囲で、
タイルが2種類＋玄関框材＋フローリングと4種の異なる
素材がハーモニーを繰り広げます。





素敵なハーモニーになるのか？どうなのか？

私の心の声は、、、

常に“どうしましょ～！！”

と・・・葛藤しております。。。


最終的には・・・
現場監督や職人さんと話し合ってベストな納まりを
導き出すのですが・・・・

できるだけこの自分の小さな脳内から、“ウルトラC”
を弾き出せないか、格闘する毎日です。

このスリルが病み付きになっているのも事実です。。。