初潜入！フランス大使館☆“ジャン・プルーヴェが魅せる構造体の世界”(株式会社OKUTA Archives i006@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2016/10/26

20世紀を代表するフランス人デザイナー“ジャン・プルーヴェ”

の作品展が、広尾のフランス大使館で開催され、、、、

行ってきました！！


家具デザイナーとしても人気のジャン・プルーヴェですが・・・

今回は、彼の建築した【F 8×8 BCC ハウス】という組立住宅を

見てきました。。。


こちらは、門型フレームを構造の中心として使用した組立住宅で

数人で数日間で建てることができ、また取り壊しもできる住宅です。


たった、4～5人で実際に建てている様子↓↓↓。。。



元々は、戦後の仮設住宅（デザイン性が高すぎですが・・・）として

考案されますが、その後、どんどん改良されていきます。




ご興味のある方はぜひ、↓こちらのYouTubeを！！！

【Jean Prouvé – Temporary House of Villejuif】


ジャン・プルーヴェと言えば・・・

“スタンダードチェア”！！





とにかく、素材や工法にこだわった建築家だけに、、、

サッシの金物がオシャレです☆☆☆




↓雨戸のレールもすごく素敵なのです。。。



こちらが、構造の中心となっている門型の柱です。


その図面↓↓↓

構造体をも楽しんでデザインしている感じなのです！！




まさに、“魅せる構造体”ですね。。。




素材や工法にこだわり、自らを・・・・

“建築家でもエンジニアでもない「Constructor（建設家」”だと

称したジャン・プルーヴェ。

空間の美しさは、うわべの美しさだけではなく、全ての細部の総合体

なのだと、改めて考えさせられた一日でした。。。