1/12のスケールの小さな世界　田中智さんの「ミニチュアワールド」を堪能してきました

LOHAS studio

津籠和歌子@OKUTA

2018/05/31

私の手が決して巨大になった訳ではありません。

醤油が程よくかかった美味しそうな「TKG(卵かけごはん)」は、

私の人差し指に乗るかどうかのとっても小さなお茶碗。

なんと！1/12のスケールで作られています。

写真集を眺めては、その手先の器用さにウットリしてしまう、

田中智さんの作品展が銀座のポーラミュージアムアネックスで行われていたので、

作品をちょっとだけお見せします。

単体で見ると大きさがイマイチわかりませんが、

ジャムの瓶は、小指の第一関節の半分ぐらいしかありません。

そんな小さな瓶にもキチンとおしゃれなラベルも貼られていて、

フランスパンの小麦感とジャムの艶やかな質感の違いまで、

こんな小さな世界で表現できるなんてステージが違いすぎます。

ボンボンショコラだってご覧の通り。

いろんな味がありそうで、見ていて本当に楽しいです。

フランスパンだけじゃなくて、いろんなパンの質感の違いも見事に表現されています。

コンバースらしきスニーカーも微妙に色違いや形違いがあって、

もちろんスニーカーの色に合わせた収納用BOXもあります。

引きで撮るとこんな感じです。

何足あるのでしょうか？

その集中力に脱帽です。

会場には、粋な計らいで虫メガネが用意されており、

その精巧さをひとつひとつ堪能できるようになっています。

まだまだたくさんの素敵なミニチュアが展示されていて、

心にいっぱい「キュン」をいただきました。