「KOMA」さんで奥様の夢と希望をいっぱい詰め込んだ食器棚を製作！

LOHAS studio

津籠和歌子@OKUTA

2018/12/15

数々の素敵な家具を世に送り出し続けていらっしゃる家具職人集団の「KOMA」さん。

オリジナルのテーブルや椅子をOKUTAともコラボで作っていただいていて、

特に立川店は、ご近所のよしみで仲良くさせてもらっています！

今回、その「KOMA」さんに、

奥様の夢と希望をいっぱい詰め込んだ食器棚をつくっていただきました。

↓既存の食器棚スペースです。

写真では分かりませんが、壁がしっくいの塗り壁のため、

食器棚スペースの壁面を塗りなおすと費用が掛かってしまうので、

内装はいじらずに施工をしたい！というご要望でした。

新築時の図面に「下地あり」と書いてある言葉を信じて、計画スタートです。

米びつやホームベーカリーを隠して収納したいので、

高さもあって、重たいものを入れても大丈夫な耐荷重の引出しが欲しい！

引出しはゆっくり閉まるソフトクローズタイプが良い！

お手持ちのコップやお皿をピッタリ収納したい！

電子レンジ・トースター・コーヒーメーカー・炊飯器をスッキリ収納したい！

天板は汚れてもメンテナンスしやすいステンレスにしたい！

電子レンジ本体をスッキリ収納したいので奥行を550mmにしたい！

(通常は電子レンジの脚が載ればOKなため450mmが一般的な奥行サイズです。)

内装を変えないのでコンセント位置も既存のままが良い！

↓そんなお客様のご希望をCGパースにして確認いただきました！

お客様がお持ちの家電類を細かく採寸して、既存のコンセントを動かさなくても良い、

ギリギリのサイズで計画しています。

↓出来上がりがこちら。(棚はまだ設置前でした)

冷蔵庫に隠れていた奥のコンセントと、

目視できたコンセントの高さが違ったのですが、

電子レンジを置くと見えなくなるのでOKとのこと。

ヘアラインのステンレス天板は「海老沢鉄工」さんに製作していただきました。

あらかじめ配線キャップ分を穴あけ加工していただき、

シルバー色の配線キャップを設置すれば、キャップも悪目立ちせずに、

家具の背面から家電までコードを隠してコンセントを挿すことが出来るのでキレイです。

引出しの幕板は、奥様ご希望のオークの突板です。

お気に入りのイメージ写真を見せていただき、オークに決めました。

2台の引出しに分かれていても、目が揃っていて、とてもキレイですね。

KOMAさんのコマやかなデザインへの気配りに感謝です！(KOMAさんだけに･･･)

↑ここも揃っています！

ブラケットを設置する左端は下地ベニヤがなかったのですが、

運よく間柱に設置ができたので、大工さんで棚も無事に取り付けられました。

台輪を極力小さくしたので、スマートなデザインに仕上がっています。

さっそく家電類も所定の位置に納まって、スッキリ素敵ですね。

奥様にも喜んでいただき、食器棚も嬉しそうでした。

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