パっと見ではわからない工夫がいっぱいのお家

LOHAS studio

津籠和歌子@OKUTA

2017/11/03

奥様からご要望をいただいたのは、明るくて使いやすいキッチン。

お嫁さんやお孫さんがリビング側に立って、

一緒にお料理を作ったりできたらいいな～というものでした。

そして、リビング側にも食器が収納できたらベスト！

奥様のお気持ち、とってもよくわかります。

簡単に叶えてみせます。

なんて、思ったのも束の間･･･

メーカーさんのお家のため、

レンジフードの前の壁が構造壁でどうしても壊すことができず、

意外にもかなり難易度が高い要望だったことが判明しました。

さらに、勝手口ドアまでの壁が630mmしかなかったため、

ガス側の天板は、奥行600mmにしないといけない･･･

一般的なキッチンは奥行650mmなので、さらに難題が続きます。

トクラスさんの多大なるご協力で、

ガス側を600mm用の引出しにしていただき、

構造壁からはみ出る部分の天板は、現場でカットしていただきました。

OKUTAで造作した食器棚は引違い扉にしたので、

キッチンに当たることなく収納ができます。

また、食器棚に続くカウンターは、ガラス扉と引違い扉の間に飲み込ませており、

右手側の収納にも飲み込ませてあるので、強度と一体感が増すつくりとなっております。

ご主人様のお仕事スペースにもなるように、

TELジャックを設けてあるので、FAXを置くこともできます。

カウンターの右手側の収納は、ご主人様のお仕事のファイルが保管されており、

いつでも閲覧可能です。

猫ちゃんの爪とぎ防止に腰より下はブリックタイルを貼りました。

TVボードも壁のサイズに合わせて造作したので、統一感が出ております。

今回、フローリングの樹種は「アカシア」です。

アカシアは、ところどころに木目を横切って現れる光沢のある縞模様が、

とても個性的な雰囲気を醸し出します。

マメ科アカシア属の常緑樹の総称で、

「ジャックと豆の木」でも知られているように、豆は上へ上へと成長していくので、

いつまでも好奇心と向上心を忘れないご主人様のバイタリティーに敬意を表して、

セレクトしました。

フローリングから飛び出しているタイルも、

型にはまらないご主人様の人生を反映して考えたスタイルです。

人生の節目にリフォームをお考えなら･･･

【LOHAS studio立川店】

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