LOHAS studio
i010@OKUTA
2017/12/14
私のタカラモノの1つ
1933年にFinlandの巨匠Alvar Aaltoデザインされた
(15年愛用の椅子)artek社66♪
Alvar Aaltoは私の尊敬する建築家の1人です。
特許を取ったL字型の脚は、ムクのバーチ材を曲げるための工夫と、
座面とのシンプルな接合で、永年のロングセラーとなっています。
大きめの背板の「66」はダイニングチェアとして使用しています。
Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)
1898年 フィンランド中西部のクオルタネに生まれました。
測量技師であった父からの影響、
母方の祖父が営林職員であったことなどから、
小学校入学前から建築家になることを志します。
そして1916年、ユバスキュラの高校を卒業後、
夢を叶えるため、ヘルシンキ工科大学に進学します。
卒業後はユバスキュラ市で
「建築・モニュメンタルアート事務所 アルヴァ・アアルト」
を開設し、1924年には建築家であるアイノと結婚します。
1929-33年設計のパイミオのサナトリウムによって、
短期間に彼の建築家としての地位を確立しました。
また、このサナトリウムのプロジェクトによって、
彼の本格的な家具設計が始まります。
特にサナトリウム用に作られたアームチェアは、
成形合板を使った斬新な座面により「材料革命」と評され、
家具デザイナーとしても彼の名を一躍有名にしました。
その後一連のスツールを次々にデザインし、
自作の家具を国内外に販売するために、
1935年にartek社を設立し、建築家としても地位を不動のものとします。
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