ブラックキリム～ロゴバ　その３

LOHAS studio

柴崎あすか@OKUTA

2016/02/01

キリムの魅力は織手のアドリブ性だと代表の方は言います。

もちろん決めたデザインで織ってもらう事も出来ますが、
織りながらこの方が良いかもとアドリブで生地の色を変えたり、柄を変えたり、
本人にも二度と織る事の出来ない世界に一つしかないものが出来上がります。

上の写真のように柄として入っていない部分にも微妙な色の変化をつけていて、
見ていて飽きない気がします。

人の手が直接作り出したものは温かみがありますね。

キリムは臭いがして嫌だという方もいらっしゃいますが、
機械のオイルの臭いがしみ込んでしまっている臭いだという事です。

実際、機械織りの物と、手織りの物で臭いを嗅いでみると、手織りの物は全然嫌なにおいがしませんでした。

昔からのそれぞれの民族の歴史、生活様式で同じ羊の毛でも加工方法が異なり、
段々と消費者の要望が多いものが採用されて、昔ながらのやり方などが変わってくると
良かった物が失われる可能性をここでも心配させれました。

ロゴバでは良いキリムを日本に広めたいという事で取扱いをしているそうです。

背景や製造工程等を知ることが出来て、
私も自分のインテリアにもっと取り入れたくなりました。

今回のセミナーはこんな素敵な椅子に座って受講。

どれに座ろうか迷ってしまいました。

スタッフの皆様ありがとうございました。

毛足が長いと普段のお手入れも大変ですが、
キリムはパイルや毛が出ているわけではないので、掃除が楽だそうです。

しかも、小さいものは洗濯機で洗える！

すごい。。。

色の染料は草木染なので、色落ちは仕方ありませんが、
その色の変化も楽しみですよね。

アンティーク好きにはたまりません。

是非、自然素材でできた
キリムを見に行ってみてはいかがでしょうか？

ロゴバ

半蔵門駅、又は麹町駅から徒歩4～5分程度です。