LOHAS studio
東郷 由紀@OKUTA
2025/04/17
OKUTAでは、
社員やそのご家族が参加できる様々な趣味のサークル活動があります。
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今年できたのが“名建築巡りサークル”
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早速20人以上のメンバーが集まり、
第一回目が開催されました♪
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今回の名建築は、池袋にある
「自由学園 明日館」
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出版社・婦人之友社を創立した
羽仁もと子さんと吉一夫妻が
1921年に作った女学校です。
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築104年!
池袋の駅から徒歩10分もかからない都心ですが、
戦火は駅の東側までで、ギリギリ免れたそうです。
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設計は帝国ホテルの設計者
フランク・ロイド・ライトと
弟子の遠藤新
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羽仁夫妻が、当時の詰め込み学習に疑問を感じ、
自分の娘たちには
「生活に根差した学びを習得して欲しい」と
学校を作ったそうです。
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26人から始まった生徒数は
数年で300人を超える人数に(°▽°)
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そのため、ここが学校として使われたのは
ほんの十数年ほど。
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その後学校は移転し、
ここは学校の施設、戦争中は都の施設などとなり、
現在も講演会やイベント、結婚式場にもなる
活きる重要文化財となっています。
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今回は明日館のスタッフさんが
説明しながら案内してくださるスペシャルな時間が
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建築の特徴は、
屋根を低くした水平ラインを強調したデザインと
直線ラインの幾何学模様。
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プレイリースタイルと呼ばれる
地面と水平に、かつ低く抑えたデザインは
自然に溶け込むデザインです。
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明日館は中央のホールのみ2階建で
他は平屋の教室がコの字型に並び
庇のラインが揃っています。
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軒下の外の回遊路
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2つ目の特徴の直線の幾何学模様は
ライトの師匠、ルイス・サリヴァンが曲線を得意とする建築家で
“師匠には曲線では敵わない”という思いから
“直線を使った幾何学模様”となったそうです。
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窓やドア、天窓など…
あらゆるところに、幾何学模様が^ – ^
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斜めのラインは屋根の傾斜と揃えているので
とても美しいです
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そして、もう一つ特徴があり
入口から廊下は軒下と同じ2m10cmという
低い高さに揃えているところも。
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その先に続くホールや講堂での開放感をより感じます♪
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実はこちらの明日館、
私がOKUTAに入社する前に学んでいた
建築の学校の入学式や卒業式、
建築家さんの講演会などに使用していた
思い出の建築なのです(o^^o)
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何度来ても、素敵で飽きない…!
今回は説明も聞くことができて、
ホール上の元食堂では、
コーヒーもいただくことができました
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こちらの喫茶では、ライトデザインの
当時の椅子を復元した椅子に座ってお茶ができます^ – ^
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このポイントの朱赤は、
浮世絵好きなライトがアクセントカラーとして選んだそうです。
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男性のネクタイや女性の着物の帯締めなど、
正装時のおしゃれ“小物で引き締める”をイメージで作ったそう。
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所々に生花も生けられていて、空間がより素敵に…
花が生活の中ある意味を、
きっと当時の学生たちも
日々学んでいたんだろうなぁ…(o^^o)
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また次回も楽しみです♪
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