LOHAS studio
東郷 由紀@OKUTA
2018/12/29
今年の忘年会旅行、
最終目的地は、小田原の相模湾が見渡せる
高台にある「江ノ浦測候所」へ!
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「測候所」という名前から何を観測するのかな?と思いますが、
ここは、冬至や夏至、春分、秋分といった
季節の節目の太陽の軌道に合わせて
建てられたり、設置された「モノ」を通して
人間の意識の起源をたどるというか
現代の人もそれを再確認できる、
そんな場所です。
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現代美術家の杉本博司さんが
自身の記憶の中で最初に意識した小田原の土地に、
日本古来の伝統的な素材や技術とともに、
「人間の意識の起源」を後世に継承するために
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構想に10年・建築に10年
の歳月をかけて、デザインした広大なランドスケープ!
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いよいよ到着です٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶
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*夏至光遥拝100メートルギャラリー*
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海抜100メートルの高さに建つ
片側は大谷石、片側はガラスの壁が
100メートル続く建築物。
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夏至の朝、登った太陽の光が、
このギャラリー内をまっすぐに射すそう!
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一番奥からの景色
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最後の20mほどは、突き出していて
迫力満点です。
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100メートルの建築物の途中に入口はないので、
この写真を撮るために、1人1人100m戻り、
また入口から100m先まで歩くを繰り返した私たち。
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冷静に考えると笑えますが、良い思い出です 笑
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*冬至光遥拝隧道*
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100メートルギャラリーの下に
クロスするように配置された
コールテン鋼のトンネル。
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こちらは、今度は冬至の朝日が
まっすぐ射し込み、
この手前の円形の石舞台の中心を照らすように配置されているそう。
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1年で一番日が短い冬至。
死と再生の象徴の日だそうです。
カレンダーも時計もない時代の昔の人は、
太陽の傾きによって、季節や時間の流れを
意識していたんですね。
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この日は、2日後が冬至でした。
このタイミングで訪れることができて良かった!
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さて、トンネルの中へ…
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*光井戸*
70mのトンネルの途中には、
彩光のための井戸が。
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そして、トンネルの先。
冬至の朝、この中から新しい命の始まりを
感じてみたいです。
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このトンネルは上にも登ることができるのですが…
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突き出したトンネルの上は、
柵もなく、吊橋同様、かなりの恐怖でした(^^;;
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長くなりすぎたので、
後半へ続く…笑
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