日銀がとうとうマイナス金利を導入(株式会社OKUTA Archives nobuakikobayashi@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2016/01/30

日銀がとうとうマイナス金利を導入しました。

 

各銀行は日銀に一定のお金を預けることが

法律で義務付けられていますが

その義務の範囲を超えて預けているお金に関して

マイナス金利（手数料）を適用することになります。

 

こうなると各銀行は日銀にお金を置いておくと

手数料が取られてしまうので

市場（企業への貸し出し・株式、国際などの購入）に

お金を出さざるを得なくなります。

 

ただ銀行もリスクを取りたくないので

業績の良くない企業へは積極的に貸し出さないですし

そうなると株式市場や債券市場にお金は流れて行く

傾向になり市場にお金が流れるとインフレになりやすくなります。

 

例えば
1本10円のお菓子・100円持っていた場合10本買える

1本5円→20本買える（デフレ）

1本20円→5本買える（インフレ）

同じ100円なのにインフレ・デフレにによってお金の価値が変わります。

 

ではこのインフレ・デフレは何によって起きるか？

その一因としては需要と供給のバランスで決まります。

例えば土地を購入したい個人や企業があった場合、

各銀行が日銀に預けないで

その分を融資として貸し出します。

 

そうすると

お金が流通して買いたい個人や企業が増えるので、

その土地の値段が上がっていき

この状態がインフレとなります。

 

一般的にはインフレの状態になると景気が良くなり、

また消費税増税条件として

2％の消費者物価上昇（インフレ）を目指しているので

日銀としても何とかしたかったのでしょうが・・・。