2024/05/01
OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
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それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
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爽やかな5月となり、里山の新緑が目に眩しい限りですが、皆様の所は如何でしょうか?
先日、久しぶりに下里1区の槻川を散歩してみました。以前、OKUTAの1%寄付金で植樹した桜の苗木が大きくなっているではありませんか。当時、一緒に植えた美郷刈援隊の安藤章さんや霜里農場・金子美登さんはいらっしゃいませんが、木々は成長していました。この詳細は、以下の下里だよりに書いてありますので、読んで頂けると嬉しいです。
今月のトピックス
【募集】親子で有機の米作り田植え&蛍観賞会のご案内 6/30
【レポート】里山保全拠点の味噌作り体験会 4/14
【レポート】里山保全活動拠点「小川里山食農スクールエディベリ」整備作業 4/2
【レポート】OKUTAこめまめプロジェクト次のステップへ 4/5&4/8
【コラム】「未来につながるオーガニック給食」第7回「新時代の学校給食:顔の見える給食センターへの道」
【レポート】給湯器・室外機泥棒、捕まる!
【レポート】下里1区槻川沿いの桜を見る
今月の話題
【レポート】小川町公式情報発信「すもりば」のご紹介
今月のトピックス
【募集】親子で有機の米作り田植え&蛍観賞会のご案内 6/30
今年もやります。OKUTAの1% for the planetによる寄付によって、小川町上横田大沼周辺の里山は地元の人達によって保全管理がされており、その整備作業から出てきた間伐材や落ち葉を活用して、里山の麓の堆肥場で堆肥化し、その堆肥は谷津田で使われて有機のお米になるという「小川町上横田大沼地域循環共生圏」が成り立っています。
谷津田で無農薬無化学肥料栽培(有機栽培)でお米が生産される事で、地域の環境が良くなり、蛍が舞いトンボが飛び交う生物多様性に富む地域に変貌しています。そんな環境も知って欲しくで、谷津田で田植え、終わった後、蛍を観賞会を企画してみました。
≪『農家さんに会いに行こう!親子で有機お米作り田植えと蛍観賞会のご案内』≫
【日時】6/30(日)15:00~21:00(14:50に下記集合)
【場所】小川町上横田大沼谷津田
小川消防署脇奥突き当たり堆肥場脇集合 地図↓
https://maps.app.goo.gl/rrh35yvJwDW36Kq38
【スケジュール】
15:00~17:00 田植え
17:00~17:15 移動(小川里山食農スクールエディベリへ)
17:15~18:30 豆カレー作り(差し入れ、1品持ち寄り大歓迎 食べ物交換で話が弾みますよ)
18:30~19:50 夕食と花火大会
19:50~20:00 移動(大沼谷津田へ戻る)
20:00~21:00 蛍観賞(雨天時はエディベリで交流会)
21:00 解散
【会費】田植え&蛍観賞会(夕食・蛍観賞・保険付)会費 大人3500/人 こども2500円/人
【持ち物】着替え(泥がはねる可能性があります)長袖、長ズボン(虫刺され予防)古い靴下(田んぼに素足で入るのがダメな人は用意しましょう)、タオル、水分、帽子、汚れてもよい靴か長靴(畦を歩く時危険なので)、虫除け、レインコート(雨天時)、懐中電灯、MY食器、花火、原っぱで遊ぶ道具など
【申込み】フォーム↓からお申込み下さい。
https://ws.formzu.net/dist/S200888032/
【主催】NPO生活工房つばさ・游 小川里山食農スクールエディベリ
※稲刈り&枝豆祭りは10/14or10/20を予定しています。
【レポート】里山保全拠点の味噌作り体験会 4/14
里山保全活動拠点エディベリでは、昨年、建材部の皆さんと大豆を植えました。そして収穫された大豆が9kgあまり。その内の8kgを使って味噌作り体験会を行いました。この大豆は建材部の皆さんなどが夏の暑い中、草取りした汗の結晶です。大豆1kgから約4kgの味噌を作る事が出来ます。それぞれの手で仕込まれた味噌玉はどんな味に熟成するでしょうか?
(不思議な事に同じ材料を使っても作る人の手と保管場所で味が大きく変ってくるのです)
半年から10ヶ月くらいで味噌汁に出来るので出来上がりが楽しみです。
<味噌作りの様子>
【レポート】里山保全活動拠点「小川里山食農スクールエディベリ」整備作業 4/2
4月に入ると気温がどんどん上昇し、雑草も伸びてきます。草ぼうぼうだと、泥棒の餌食になるので対策として防草シートを提携農家・栗原さんにご協力頂き、敷き直しました。(昨年も敷いたのですが、シートの隙間を狙って草が生えてきます)
今年はどうなるか、取りあえず1部分ですが、道路から見えるところはシートを貼ってみました。
<拠点のシート張りの様子>
【レポート】OKUTAこめまめプロジェクト次のステップへ 4/5&4/8
OKUTAこめまめプロジェクト提携米の精米・発送を行って下さっていた村木米穀店様が3月末を持って廃業され、その作業を提携農家の湯澤さん、栗原さんが引き継いで下さいました。4/5に村木様より計量機、精米機を譲り受け、4/8に皆で集まって精米・発送作業を行い、無事何とか初回をこなしました。社会の情勢が、簡素化される中で、大切にしなくてはいけない事、大事にしたい事を改めて考える機会となりました。食べる事は生きる事です。
初めての事で、皆さまにはいろいろご迷惑をお掛けするかもしれませんが、温かい目で見守って頂ければ嬉しいです。
<村木米穀店様との記念画像3/30>
<村木米穀店様より寄付された精米機と計量機の説明を受ける農家の皆さん>
【コラム】「未来につながるオーガニック給食」第7回「新時代の学校給食:顔の見える給食センターへの道」
学校給食法が出来て40年以上が経ち、その当時建設された学校給食施設が老朽化を迎え、建替えの時期にきています。私は霜里農場・金子美登さんと共に有機農業の普及に努めてきました。その中で生産も大事だけど、販路がなくては有機農業も広がって行かない事を痛感しています。そこで、確かな販路として学校給食に着目したのですが、実際に現場を調査してみると沢山の課題がありました。例えば、食中毒に配慮して、野菜はきれいな物で当日納品当日調理、という規則。農家さんが給食センターに当日納品する為には、朝早く起きて7時か8時までにきれいに洗って納品しないといけないのです。早朝に起きて収穫なんて、冬なんて暗くて寒くて出来ない状況です。効率化で比企地域の給食用ご飯は小川町だと越生町の炊飯センターで炊いてトラックで運ばれてきます。地元にお米があるのに地元の物が数回しか使えない状況なのです。給食センター方式だと各学校に配送しなければいけないので、遠い学校だと時間がかかるので、逆計算して10時過ぎには配送トラック第1便が出ないと間に合わないそうです。8時~10時までの2時間で大量調理をしなくてはいけない。それも安全に。それで、時短という事で冷凍カット野菜や冷凍加工品が使われる事が多くなっています。施設が古いので調理器具も古く、栄養士さんや調理師さん達も手作りメニューが出来ない状況にあるようです。給食現場はやむを得ない状況にあるのです。
でも、それらを解決して「顔の見える給食」を実現した事例があるのです。静岡県袋井市教育委員会おいしい給食課の石塚さんは、それらの課題に挑戦して素晴らしい給食センターを作り上げられました。石塚さんはどんな課題をどのように解決して、どのような給食や地域を作っていかれたのでしょうか。
今回、その知恵と知見を余すところなく披露して下さいます。よかったらご覧下さい。
オーガニック学校給食フォーラム 深掘りセミナー 「新時代の学校給食:顔の見える給食センターへの道」
時:5月23日(木)10:00~12:00
所:on-line
申込み:
https://peatix.com/event/3923992/view
<給食センターセミナーバナー>
【レポート】給湯器・室外機泥棒、捕まる!
先月、里山活動拠点であるエディベリの給湯器と室外機が盗まれるという事件が発生しましたが、その泥棒が捕まったという新聞記事がありました。何と150件も被害があったとか。私が住んでいる団地でも8件の室内泥棒があり、警察が警戒していたところでした。捕まって少しは安心しましたが、盗まれた給湯器、室外機は戻らず、どうしたものか思案中。
<新聞記事>
【レポート】下里1区槻川沿いの桜
2016年3月27日、美郷刈援隊と霜里農場・金子美登さんと植えた桜などの苗木が8年後の2024年4月13日にはこんなに大きくなっていました。添付画像を見てね!安藤章隊長や金子さんと下里1区桜並木が出来るといいですよね、きれいな下里1区を子孫に残したいと願いを込めて植えたものです。2人とも空から見てくれているでしょう。
<8年前の植樹の様子>
<2024年4月13日の大きく成長した桜の木>
今月の話題
【レポート】小川町公式情報発信「すもりば」のご紹介
小川町公式案内「すもりば」があります。「すもりば」のネーミングの由来は Small River=小川、ということです。
月に2回発行され、小川町の様々な情報が発信されています。登録すると小川町通になれること請け合います。
登録は↓より
https://www.town.ogawa.saitama.jp/0000003670.html