LOHAS studio
LOHAS studio Blog
2015/04/14
いつもお世話になっているライターさんが
シニアリフォームのムック本を担当されるとのことで、
LOHAS studioのリノベーション実例も掲載していただけることに
なりました。
今回はこちらのお施主様にご協力いただきました。
No.0302 『陰翳礼讃』陰景を感じる町屋の趣
【受賞歴】
2012年度ジェルコ(JERCO)デザインリフォームコンテスト
全国部門別最優秀賞(マンション部門)
【担当】
インテリアデザイナー 大坪 祥子
「京の町屋風」の和の空間をお望みだったS様。
取材協力いただくのは3回目。
訪問するたびに無垢がしっとりと馴染んで、美しさが増しています。
取材当日はあいにくの雨。
しかしそれはとっても好都合でした。
なぜなら、こちらのお家は「暗い家にして欲しい」というリクエスト
のもとデザインされたからなんです。
リビングに流れるクラシック、
そして土間にある水琴窟(すいきんくつ)の心地よい水の音の中で
撮影がスタート。
床と棚は、埼玉県の西川杉の無垢材を使用しています。
カーテンがお好みではない奥様のご意向で、障子に。
といってもこの障子、ただの障子紙ではないのです。
和紙を独自の技術でコーティングした、ワーロン社の製品。
破れない、メンテナンス不要という頼もしさです。
同じく西川杉で造作した収納棚。
ちょっとした小物やグリーンを飾ったり、
「ちょっと腰かけるのにも便利」なのだとか。
本当は暖炉が欲しかった奥様。
マンションということで条件が叶いませんでしたが、
こんな素敵な形で実現されました。
この後キャンドルを置いていただいて、
さらにムーディーな画が撮れました。
※マンションでも条件が揃えば暖炉の設置が可能な場合もあります
壁はEM珪藻土の「黄水栓」というオフホワイトカラーをセレクト。
ん~~~
S様のかわいい家族、ライオンウサギのガオ君です。
毛がモフモフでポワン❤たまりません。
撮影中は小屋に避難していて頂きましたが、撮影が終わって
ようやくリビングへ♪
思わずカメラを向けるカメラマンさん。
この後は奥様お気に入りの茶器で美味しいお茶をいただきながら
リフォームのお話しをお伺いしました。
退職を機にライフステージの変化に合わせてリフォームされる方は
とても多いのですが、こちらのS様が他のケースと違ったところは
「退職前にリフォームを終わらせた」ということ。
S様いわく、リフォームをすると家事動線が良くなって
暮らしやすくはなるものの、
これまで体で覚えていた動作がリセットされるので
どうしても初めは少しだけストレスがかかるのだとか。
「『退職して生活環境が変わること』と『住環境が変わること』
この両方のストレスを一気に感じるのは大変だったかもしれない。
だから、退職前にリフォームを終わらせて新たな住環境に慣れてから
退職を迎えたことは良かったわよ」
と仰っていました。
なるほど~~~これは初めて聞く意見です!
これから定年を機にリフォームを検討されている皆さん、
このご意見を参考にされてみて下さいね。
S様、ガオくん、取材隊の皆さま
ありがとうございました。
発行は秋ですが、その時またお知らせします。
お楽しみに。
◆EM珪藻土
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