小川町下里だより 2022年8月号(LOHAS studio Blog) リフォームのオクタ

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小川町下里だより 2022年8月号

2022/08/06

OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
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それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
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毎日、暑い日々で、昼間は熱中症にならないかと心配ですが、皆さん、如何お過ごしでしょうか。
6月に植えた稲は元気に大きくなっています。今年は、新たに参画された農家さんも初挑戦ということで奮闘して下さっています。その様子や田んぼの状況は以下の記事をご覧下さい。
そして、今年の提携米の予約も始まります。関わる人、みんなを幸せにする「OKUTAこめまめプロジェクト」を引き続きご支援頂ければ嬉しく思います。

今月のトピックス
【レポート】有機稲作田植え体験後の田んぼの様子
【レポート】小川町今昔物語第3回
【情報】2022年産提携米の募集が始まります

今月の話題
【情報】「土の学校2022後期」募集のご案内
【情報】ラブファーマーズカンファレンス 8/25,26
【情報】映画「東京クレド」上映会 8/20
【情報】「牛若」という茄子のお話し

 

今月のトピックス

【レポート】有機稲作田植え体験後の田んぼの様子
6/11と6/14におこなった田植えの稲が今、こんな風になっています。
今年から新たに加わって下さった農家さん(栗原さん、湯沢さん)ががんばって3回目の草取りして下さいました。暑いので作業は早朝と夕方です。この調子でいけば、作付けは「良好」です。
除草前2 除草後3 除草後4
除草後2 除草前5
<田んぼの様子:除草前と後の画像>

 

【レポート】小川町今昔物語第3回
おがわまちマップ2号のテーマは「修理屋さん」でした。
発行が2001年7月ですから、今から21年前の話です。当時は物を大事にする、使い切る、という文化が暮らしの中にありました。浴衣は赤ちゃんのおしめになって、最後は雑巾で使い尽くし、物の命をまっとうさせる、という考え=精神でした。
今、流行のSDGsは世界のどこにでもあった考えだったと思います。それは大地(地球)に永続的に住み続けるための先人の知恵であり、真理だと考えます。
さて、まっぷ2号に掲載されていた修理屋さんの今はどうなっているでしょうか?洋服修理の「バルコン」さんは現在は整体院に代わっています。
自転車の「凸坊」さんは健在です。名物おばあちゃんは亡くなりましたが、息子さんが引き続いてやっています。自転車のパンクは親切に直してくれます。空気入れもただで貸してくれます。自転車の競技チームも持っていらっしゃる息子さんですから腕は確かです。ホント、欲がなく、身の丈でお店を続けていらっしゃいます。貴金属修理の「せきぐち」さんはご主人が亡くなられて廃業。私も真珠のネックレスの糸替え、イヤリングの金具直しなど廉価でやって頂きました。「浅見金物店」「だるま堂島田金具店」は現在も営業中です。錠前の設定、鍋の修理などしてくれます。(今時、鍋を直して使うって!!!凄くない!!!)
「吉澤ガラス店」も息子さんに引き継がれて健在です。古い家だと既製サッシなど合いませんが、丁寧に寸法を測って入れてくれます。(こういう親切なお店が地元に愛される秘訣ですね)地域で修理屋さんがだんだん無くなっていくのですが、でも、ニーズはある訳ですから、代わって「地域の何でも屋」さんが登場してきています。「物」を活かしきる暮らしは「丁寧な」暮らしにつながります。「丁寧な」は知恵とアイデアを生み出します。知恵やアイデアがある暮らしは丁寧な手仕事から成り立ちます。丁寧な手仕事は人とのつながりと「身の丈」を生み出します。「身の丈」の暮らしにはそれほどのお金は必要なくなります。
小川町はそういう「丁寧な暮らし」=「充足感のある暮らし」=「生きる知恵やアイデアで毎日が楽しくなる暮らし」が出来る町です。毎日がアイデアであふれるワクワクする暮らし、明日がくるのが待ち遠しい日々、っていいですよね。最近はそういった暮らしを目指す人が増えてきて、「新しい修理屋」さんの形態が生まれてきています。
毎年11月の最終日曜に開催されている「○シェおがわ」は丁寧な仕事クラフトを中心としてマルシェです。次回はそこに出店されている小川町のクラフトマンの皆さんに「現代版修理屋=物の活かし方」を聞いてみたいと思います。
02号
<おがわまちまっぷ2号>

 

【情報】2022年産提携米の募集が始まります
今年は小麦の世界的産地であるウクライナ地方で紛争があり、食料確保や石油や天然ガスなどエネルギー輸入が危ぶまれています。日本の食料自給率(カロリーベース)は37%です。さらに、先日の統計では農家さんの減少に歯止めがかからないという記事がありました。私たちを取り巻く食の事情は浮き草のように漂い始めています。
今年のOKUTAこめまめプロジェクト(提携有機米チャレンジ慣行栽培から有機栽培移行)に新たに2名の農家さんが小川町八和田地区から参画してくれました。小川町上横田の大沼に端を発する谷津田(小川町の比企消防署の裏手)で無農薬無化学肥料栽培に挑戦しています。6月の蛍観賞会では沢山の蛍を見ることが出来ました。生きものの多様性が復活してきています。皆さんが買い支えて下さる事で農業に誇りをもって作業に励んで下さっています。
大沼1
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今月の話題

【情報】「土の学校2022後期」募集のご案内
講座日時は
第1回目:8/21(日)レイズドベッド作り、ジャガ芋植え
第2回目:9/4(日)大根、ワケギ植え
第3回目:10/23(日)収穫祭 里芋8試食)さつまいも掘り(保存)
第4回目:11/6(日)竹パウダー作り方講習、焼き芋(試食)
第5回目:12/11(日)最終回 収穫(大根、ワケギ、ジャガ芋)レイズドベッドの片付け
所:小川里山食農スクールエディベリ 小川町中爪280-3 地図↓
http://edivery.org/abc/
会費:5回で5千円@5回=25000円+苗代など300円@5回+保険代500円@5回=29000円
募集:5枠(1枠・畳1枚程度の大きさを5人まで利用可能)
講師:横田寿美子さん(有機農業と自然農のいいところを組み入れた身近な資源を使った栽培方法で、親子で楽しく出来ます。
土の学校を1年間受講すると「エディベリシェア畑」にステップアップします。基本の基から教えてくれます)
参考:土の学校2022年前期1回目の様子
https://www.bing.com/videos/search?q=%e5%9c%9f%e3%81%ae%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e3%80%80%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%83%89%e3%83%99%e3%83%83%e3%83%89%e5%9c%9f%e3%80%80%ef%bc%b9%ef%bd%8f%ef%bd%95%ef%bc%b4%ef%bd%95%ef%bd%82%ef%bd%85&refig=c46becaf6205436496bb68a6c8cb9988&ru=%2fsearch%3fq%3d%25E5%259C%259F%25E3%2581%25AE%25E5%25AD%25A6%25E6%25A0%25A1%25E3%2580%2580%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25BA%25E3%2583%2589%25E3%2583%2599%25E3%2583%2583%25E3%2583%2589%25E5%259C%259F%25E3%2580%2580%25EF%25BC%25B9%25EF%25BD%258F%25EF%25BD%2595%25EF%25BC%25B4%25EF%25BD%2595%25EF%25BD%2582%25EF%25BD%2585%26form%3dANNTH1%26refig%3dc46becaf6205436496bb68a6c8cb9988&view=detail&mmscn=vwrc&mid=C2194F9D8327B57FD6B9C2194F9D8327B57FD6B9&FORM=WRVORC

申込み:https://ws.formzu.net/sfgen/S98558713/
主催・問合せ:小川里山食農スクールエディベリ 高橋
終わった後は、畑の収穫物でみんなでご飯を食べて、野菜の作り方の情報を交換したり、交流していきましょう。

 

【情報】ラブファーマーズカンファレンス 8/25,26
コロナと諸般の事情で今年は小川町で開催です。
時:8月25日26日
所:小川元気プラザ
内容:25日には映画「杜人」上映会と監督と主人公である矢野智徳さんの対談があります。
詳細・申込み↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScN_9flyT5LEH8FwWPVvsvjQ6x16NKevoSfeBmfVnB67nTpZA/viewform

 

【情報】映画「東京クレド」上映会 8/20
時:8月20日(土)
午前の部 9:30~12:30 定員30名(監督講演あり)
午後の部 13:00~14:30 定員50名
所:埼玉県立小川高校 視聴覚室
映画内容:https://tokyokurds.jp/
主催:埼玉県立小川高校&NPOウィズ・ザ・スモール

 

【情報】「牛若」という茄子のお話し
小川町青山地区に横田農場という種採りを熱心にされて在来種にこだわっている農家さんがいらっしゃいます。農場の前に野菜の直売所があるのですが、見事な「茄子」が並んでいたので、お話しをお伺いしました。横田農場で種採りをし続けて、交配し農場originalの在来種になり、「牛若」と名付けたそうです。
冷蔵庫の中には種採りを続けている種がいっぱい保存されています。農家にとって「種」は命ですから。
牛若1 牛若2
横田農場種の保存
<茄子の「牛若」と種の保存された冷蔵庫>

 

 

発行日:2022年8月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

 

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