小川町下里だより 2023年10月号(LOHAS studio Blog) リフォームのオクタ

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小川町下里だより 2023年10月号

2023/10/02

OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
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それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
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夏の異常な猛暑の余波がまだまだ残っています。田んぼの稲は暑さの影響を少なからず受けており、今年は稲の実りも1週間から10日くらい早いようです。9/26には新人稲刈り研修を行いましたが、ちょうど良い感じの実り具合でした。畑の方は、秋野菜の種を蒔いても芽が出ず、暑さで夏野菜が早く終わってしまうという状況です。10月の野菜不足は必至かと思われます。今年の異常な暑さがこれからも続くのかもしれない、と考えると、品種を変えるなど対策を真剣に考えないといけない時期にきているのかと考えます。
また、下里地区も地元の方が次々と鬼籍に入られ、後継者不足が深刻になっていくのではと思います。残暑に負けず、秋に向かっていきましょう。

今月のトピックス
【レポート】OKUTA新人社員研修稲刈り 9/26
【お知らせ】OKUTAアンバサダー稲刈り体験 10/15 現在の田んぼの様子
【お知らせ】「大豆畑物語」その4・枝豆まつり 10/8
【レポート】小川町今昔物語第17回 霜里農場・金子美登さん一周忌と若者が考える小川の未来 <最終回>

今月の話題
【お知らせ】蚤の市 11/5
【お知らせ】小川のワイン祭り 11/4,5
【お知らせ】駅前にワインと雑貨のお店「mart.ogawa」オープン

 

今月のトピックス

【レポート】OKUTA新人社員研修稲刈り編 9/26
9/26好天に恵まれ、33名(来年4月入社予定8名含む)の参加で行われました。実は、前日とその前の日に雨が降り、田んぼには雨が多く残っており、作業がし難い状況でしたので手刈りとバインダーの機械刈りと合せて行い、6月に苗を植えた田んぼは無事、全部刈り終える事が出来ました。
午後からは上横田会館の前の田んぼでコンバインを使ってやる予定でしたが、やはり前日の雨で、水が溜まり過ぎているので急遽、上手の乾いている田んぼに変更して機械刈りの体験を行いました。体験という事で午前中は手刈りで作業しましたが、現実的にはあり得ない事ですので、農業の機械化を体験して貰うという事で実施しています。
人生でコンバインに乗って稲刈りを体験するという事もないでしょうから、どのようにして食料が出来るのか実感して貰えれば嬉しいです。午後の機械刈りが早く終わったので、日本農業遺産となった大沼を見て、地域の自然資源活用を学びました。お昼ご飯はラゴム・カフェさんのタコライスです。若者向けに少し刺激的味付けです。もちろん、お米はOKUTA提携米です。お野菜はときがわ町の有機野菜です。人の身体は食べた物で出来ている  これを実感して欲しくて用意したオーガニック弁当です。新人社員さんに届いたかしら。

2023新人稲刈り2 2023新人稲刈り1 2023新人稲刈りトラクター7 2023新人稲刈りトラクター修了後8 2023新人稲刈りバインダー3
<稲刈りの様子・手刈り・機械刈り>
2023新人稲刈り沼見学9
<大沼見学の様子>
2023新人稲刈りランチメニュー6 2023新人稲刈りランチ5
<ランチメニュー>

 

【お知らせ】OKUTAアンバサダー稲刈り体験 10/15 現在の田んぼの様子
今夏の異常な暑さのため、6月に植えた稲が熟してしまいましたので、10/15の時は黒餅米の稲刈りに切り替えます。お米や野菜はお天気に左右されるので、事前に計画してもその通り出来るとは限らないのです。黒米はちょっと普通ではお目にかかれないので楽しみです。
※黒餅米の稲穂で注連縄(しめなわ)が出来ます。
2023アンバサダー稲刈りはざがけ中
<6月に田植えした田んぼは稲刈りを終え、はざがけ中>
黒餅米20230926 2023アンバサダー稲刈り黒餅米の様子
<10/15に稲刈り体験予定の黒餅米の様子>

 

【お知らせ】「大豆畑物語」その4・枝豆まつり 10/8
恒例枝豆まつり
時:10月8日(日)10:00~15:00予定
所:エディベリ 小川町中爪208-1
内容:小川町地大豆「青山在来」の枝豆収穫、試食体験です。
お昼は「みんなで同じ釜の飯ランチ会」です。畑で枝豆を収穫してもぎって釜に放り込んで茹でて試食~~~
ご飯は提携新米を炊いて枝豆ごはん、そして、青山在来を使ったお豆腐の味噌汁と冷や奴、お醤油「霜里醤油」と大豆尽しですよ。
枝豆20230924
<今の枝豆の様子>

 

【レポート】小川町今昔物語第17回 霜里農場・金子美登さん1周忌と若者が考える小川の未来 <最終回>
9/24は昨年、74歳でお亡くなりになった霜里農場・金子美登さんの1周忌でした。たくさんの研修生や知り合いが次から次へとお線香を上げに見えられています。仏壇前には歌手の加藤登紀子さんなどから贈られたお花が飾られています。金子さんにはたくさんの研修生や知人がいらっしゃいますが、研修年度が違うと会った事がない人や金子さんの活動が幅広かったので、お互いに初めてお会いする方も多く、奥さんの友子さんを中心として、自己紹介しながら、美登さんとの出会いを披露しながら話が弾みました。
偉い人は「人を残す」と言いますが、まさしくその通りだと思いました。小川町は霜里農場・金子美登さんを起点として有機農業が広がり、今では「有機の里」「世界的オーガニックタウン」として有名になりました。小川町今昔という時、金子美登さんの前と後、という一つの区切りが出来るのかもしません。この区切りを乗り越えて、次の世代はどんな未来を描くのでしょうか。
15年前に人口38000人でしたが、現在は27000人で、減っていく一方ですが、小川町にこれからの活路を見出した若者もいます。昨年まで地域創成事業の一環として行っている「SDGs町×ひとプロジェクト」事業で事務局を務めた小田穂(おだみのり)さんはこのご縁で小川町に移住して、新たに起業し様々な活動をされています。小田さんに小川町の魅力やこれからの小川町についてお聞きしてみました。
<小田さんの話から>
現在、NPO霜里学校理事長を4月から引き継ぎました。3年間「SDGs町×ひとプロジェクト」事業をやってきて、小川町のさまざまな活動が町内外で知られていない事が判りました。有機の町として有名なはずなのに町外では95%の人が知らないという結果で、これまで情報発信してこなかった事が反省としてあげられるので、知って貰う取組みが必要だと痛感しました。小川町は東京から日帰りで来れる距離なので、この利点を活かして、人間らしさを取り戻すことが出来る町という小川町の魅力をどう発信するか?そして、一番大事な事は、その魅力で起業して、ちゃんと稼せぐこと。稼げるようになると余白が生まれ、楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、といった事が感じられるのではないでしょうか。稼げるという時、小川町の有機農業は大きな武器です。小田さん自身もこれからビジネス的要素をもって起業し、10年後にはそのモデルを作っていたいと構想を練っているそうです。「生きている感情が感じられる町」を目指してプランを練っているそうですが、どんな形になるのか期待しています。若者が描く未来の小川町!!!ワクワクしますね!!!
美登さん1周忌20230924
<金子さん1周忌仏前>
小田穂さん
<小田さんの画像>

 

今月の話題

【お知らせ】たべものや月のうさぎ蚤の市 11/5
https://www.tsuki-usagi.jp/blog/2023/09/2023.html

 

【お知らせ】小川のワイン祭り 11/4,5
https://musashiwinery.com/2023/09/19/%e7%ac%ac9%e5%9b%9e-%e5%b0%8f%e5%b7%9d%e3%81%ae%e3%83%af%e3%82%a4%e3%83%b3%e7%a5%ad/

 

【お知らせ】駅前にワインと雑貨のお店「mart.ogawa」がオープン
https://www.instagram.com/mart.ogawa/
mart.ogawaお店頭 mart.ogawa店内ワインセラー
<お店の画像>

 

発行日:2023年10月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

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