「ヒートショック」ご存知ですか? その2 - どの環境が起きやすいのか -(LOHAS studio Blog passiv designのブログ) リフォームのオクタ

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「ヒートショック」ご存知ですか? その2 – どの環境が起きやすいのか –

2015/12/22

「ヒートショック」について、その2 です。

(その1はこちらです

 

「ヒートショック」による身体への影響で、カギを握るのは 「 各部屋の温度差 」 です。

「 暑いか 」「 寒いか 」も無関係ではありませんが、大きな原因では温度差です。

 

下のグラフは一般的な木造住宅(築30年前後)の、室内の温度記録です(実測値)

場所:埼玉県さいたま市

時期:2015年1月

気象庁発表の最低気温は0.8℃最高気温は12.8℃

1階、2階、外部に温湿度計を設置しています。

 

001-1

・・・むずかしい話は無しにしましょう!

注目するところはひとつ!室温が大きく上下していることです。

 

温度上昇しているときは、エアコン(暖房)をつけています。下がっている時は消しています。

エアコン(暖房)がついていない部屋(廊下や洗面所)は当然温度が低いままなので

部屋から出ると、すぐに寒さを感じます。

 

これが寒い日に部屋から出たくない理由ですね♪

ご自身が無意識に、温度変化によるリスクを嫌がっているのです。

(強い方はそれでも動けますが、身体にストレスがかかるのは事実です)

 

次のグラフは passivhaus大宮堀の内 です。こちらも実測値です。

002-1

passivhaus大宮堀の内は温湿度計を多く設置しているので、グラフの数が多めです。

先ほどのグラフと違い 、温度の上下変化が少なく、全ての部屋が同じような数値です(終日20℃前後)

つまり、人間の感覚に代えると・・・

 

・リビングから廊下に出ても寒くない

・洗面所(脱衣所)浴室が寒くない

・リビングから寝室に行く時も寒くない

 

つまり 部屋と部屋の温度差が少ない ということなのです。

 

その1では、温度変化による血圧の上下について解説しました。

身体にかかるストレスが最小限で済むということです。

 

passivhaus大宮堀の内 のお客様は、もともと木造の戸建住宅にお住まいでしたが、

夏は2階が暑く、冬は1階が寒かったそうです。

passivhausに住み始めてからは、1階と2階、部屋と部屋を行き来することが多くなったとのことです。

(動線の話ではないですよ)

 

無意識にかかる身体へのストレスが減って、実感するのが「快適」という感覚です。

これは初夏や、秋に感じる心地良さをイメージして頂ければと思います。

 

passiv design ではこういったところに着目していきます。

立地、環境、ご家族、生活スタイルに合わせて、自然エネルギーを最大限に生かし、

快適な暮らしを愉しむことができます。

 

温熱環境はもちろんのこと、passiv design はお客様それぞれのベストアンサーを実現します。

 

方法は色々ありますので、お家が寒くて悩んでいる方は、ぜひOKUTAにご相談してみて下さい♪

 

 

 

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