LOHAS studio
passiv design
passiv design?
2019/01/09
passiv design?
聞きなれた人もいるでしょうが、
聞きなれない人も多いと思います。
passivとは受動的といった意味です。
今回は、入口、超簡単入門、
passivについてお話します。
住まいについてのpassivってなに?
大きく2つです。
まずは、建物自体の性能を向上させることが一点。
一つの例をあげますと
断熱性能を上げるということです。
冬場にダウンジャケットを着ると
すごく暖かいですよね。
ヌクヌクですね。
外気と衣類の間に空気の層ができ、
冷気が伝わりにくくなります。
これが断熱です。住まいに断熱材をいれて、冬場は暖かくします。
断熱って何?と思われますが、
伝導、対流や放射による熱移動を防ぐことです。
伝導や対流、放射ってなんとなく難しいですね。
暖かいものを持つと、暖かいと感じますね。
熱源から手まで熱が伝わります。これが、熱移動です。
熱の移動を少なくするのが断熱です。
その他、住宅性能を上げることは、
いろいろとありますが、
細かくは別の回にて話していきます。
2つ目としては、
自然の光や風をうまく取り入れることにより
最小限のエネルギーで
快適に過ごせるようにすることです。
冬場の日向ぼっこは暖かいですよね。
太陽の光(熱)を多く取り入れて、暖房のエネルギーを
なるべく少なくし、室内を温かくします。
一方、夏場、ムシムシした中で風が通ると
涼しくなったりしますよね。
夏場でグリーンカーテンとかをよく見かけますが、
グリーンカーテンを通った暑い風は、葉が熱を吸収し、
直射日光をさえぎり、少し涼しくなりますよね。
そういったものをうまく利用して、
最小限のエネルギーで室内の快適性を保つ設計です。
こちらも別の回に細かくお話していきます。
Passiv(受動的)とdesign(意匠、趣向)を
組み合わせ、
OKUTAのpassiv designでは
5つのことを掲げています。
① 光と風をデザインする
② 断熱をデザインする
③ 省エネをデザインする
④ 自然素材をデザインする
⑤ 愉しむをデザインする
この、
5つの要素をもとに、住まいの状態や環境など、
様々なものを考慮しながら、
お客様に最適な状態にプランニングしていきます。
5つの要素につきましては、
一つ一つブログにて詳しくお話していきます。
補足
Passivの逆の意味でactiveという言葉があります。
activeとは積極的です。
住宅においても、passivとactiveがあります。
activeとしては、建物の性能を考慮せず、
エアコン、ストーブなどの冷暖房機器や
高性能な設備機器を多用して
快適性を保つ設計です。
エネルギーをすごく利用しないといけなくなります。
あまり、多用はしたくないですよね。
設計部 中里
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