LOHAS studio
passiv design
断熱ってなに?
2019/02/06
断熱ってなに?
断熱、言葉ではよく聞きますね。
漢字の通り、熱を断つ、
つまり熱が伝わらないようにすることです。
熱の伝わり方として3つあります。
伝導・対流・放射です。一つ一つ説明いたしますね。
まずは伝導からご説明します。
物体の中を熱が伝わることですが、
例をあげてみましょう。
冬場、外に出かけるときに、寒くて手袋を付けますよね。
外からの冷たい空気が手に当たらないため
寒さを感じないこともありますが、
手袋に含まれている空気が
熱を伝えにくくしてるからです。
フワフワとした綿には、たくさんの空気が含まれています。
その空気が、
外の冷たい空気を伝わらなくしているからです。
逆に薄い綿の手袋とふわふわした手袋とでは、
暖かさが違います。
それは、空気の厚みが異なるからです。
物質のなかを熱が伝わることによって
暖かくなったりします。
基本的に、固体>液体>気体の順に、
熱を伝えやすい性質があります。
次は対流です。
熱を蓄えた気体や液体が、
移動することで熱を他の物質に伝えること。
お風呂に入って熱いのは上の方だけで下は冷たい、
という経験はありませんか?
これは熱によって温まった水が、上部に集まり、
反対に冷たい水が下にたまるためにおこる現象です。
温度によって、水の重さが変わり
温かい水は軽くなり上の方へ、
冷たくなった水は重くなり下の方へ移動します。
お味噌汁を放っておくとお椀の中の液体が、
雲のような形で、ぐるぐると回っています。
これも熱による対流が起こっているからです。
対流が一番、目で見やすい状況かもしれません。
最後に放射についてご説明しますね。
電磁波の形で
物体から物体へ直接伝えられる熱のことです。
焚火にあたると暖かいのは、
熱エネルギーが人体に届くからで、
まわりの気温が高くなったからではありません。
コートを着たままで、焚火にあたると、
顔だけが暖かく、
体の方はあまり暖かくないという経験はありませんか。
顔の方にだけ熱が伝わり、
体の方には伝わっていない状況です。
これが放射の現象です。
熱の伝わりやすさは素材によって大きく異なります。
一般的に重たいものほど熱を
伝えやすいといわれています。
重たい素材の代表である金属やコンクリートは、
「伝導」によって熱を大量に伝えてしまいます。
これに対して軽い物質の代表である「空気」は、
熱を伝えにくい性質があります。
このため内部に空気をたくさん含んだ物質ほど、
熱を伝えにくいといわれています。
そのため断熱材は軽いものが多いです。
住宅の熱を移動させないために、断熱材を入れます。
ある意味、
建物をまるまる断熱材という毛布で包みこんで、
熱を移動させにくくします。
住宅をきれいに包み込むことが大事です。
OKUTAでは
EMセルロースファイバーとい
う断熱材を使用しています。
特徴の一部分としては
地球にやさしいECO断熱材
木から生まれたご家庭の不要な新聞紙を
回収業者が回収して、
プラントでセルロースファイバーに生まれ変わります。
木質繊維のセルロースファイバーは
自然に還る環境にやさしい断熱材です。
生活の中で「心地よさ」を決める大きな要因は、
「快適な温度」「快適な湿度」優れた性能を
持つセルロースファイバーを、
専門の技術者による責任施工で隙間なく吹き込むことで、
夏は外部からの熱の進入を抑え、
冬は室内の熱を逃がしません。
家の中での温度差が少なく、快適な住環境となります。
高気密断熱によって、室内の温度を維持します。
地球環境と資源の大切さを考え、
製造から廃棄までのエネルギーを
できるだけ小さくしていきます。
他にも特徴がありますが、
EMセルロースファイバーの回に
詳しくお話しますのでおたのしみに。
家全体を断熱材でくるむことで、
家の中の熱をコントロールして快適な住まいにしましょう。
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