LOHAS studio
passiv design
2019/07/10
【概要】
S様邸(リフォーム)
一戸建(築40年)
工期(4ヶ月)
こんにちは!
「passiv design」でご自宅をリノベーションされた
お客様宅を紹介したいと思います。
こちらの写真はリノベーション前のお家です。
お庭に立並ぶ木々や塀のため、お家の中には陽射しを取り込み
にくい面がありました。
「passiv design 」では、「光と風をデザインする」という理念があります。
エアコンといった冷暖房設備、照明器具に頼るばかりではなく、
陽射しによる明るい自然光や、通風を利用し居心地の良い住環境を
ご提案をしたいというものです。
リノベーション後はこちらになります!
冬にお家の中に陽射しを取り込みやすくするため庭の植栽を整え、
塀は撤去しアルミ製の縦格子状の塀に変えることで、明るく開放的な印象に変わりました。
庭に面する外壁は南側を向いており、冬は陽射しが多くお家の中に入ってきます。
「passiv design」において、南面からの日射をめいっぱい取り込む設計を行います。
しかし、それと同時に夏の日差しの遮蔽の事もきちんと検討する必要があります。
夏はお家の中が暑くならないように、シミュレーションソフトを使用し、
既存の軒の出等を利用しながら極力陽射しを遮る設計を検討しました。
まず、夏と冬は太陽の高さが異なるため日の入り方が変わります。
夏、太陽は高い位置にあるため、急な角度で陽射しがお家の中に入るのですが、
軒を利用し陽射しの侵入を抑えることが出来ます。
一方、冬は太陽の高さが低くなるため、陽射しの角度は水平に近づき、
お家の中に取り込みやすくなります。
※夏と冬の検討のみでなく、8、9月といった夏と秋の間の時期の
検討も大切です。残暑でまだまだ暑い中、太陽の高さは冬に向かうにつれ
低くなっていくため、室内に日が入りやすくなり、
暑く感じてしまいます。そのためこの時期の日射遮蔽を検討することは
重要です。
また、今回は窓の交換も行っています。
写真の赤枠内の窓にご注目下さい!
リフォーム前は引違窓でしたが、横すべり出し窓という種類に変えています。
横すべり出し窓
リフォーム後の、キッチンには造作棚を作る、寝室として利用するため
ベッドを置く等のプランなので、既存の引違窓のままだと使い勝手が
悪いこともあり窓の検討をし直す必要がありました。
窓を塞いで壁にしてしまうと陽射しや風が入らなくなるため、
取りつける高さを変え横辷り出し窓を付けました。
開放的になった外部からお家の中が見えないように、窓の大きさを小さくしつつ、
壁の高い位置に取りつけることで、陽射しが家の奥まで入るような設計にしています。
また、横辷り出し窓は、障子部分が外にはねだすように開くため、雨も入りづらいです。
生活プランの変化に合わせ、窓をデザインし直すことは大切です。
「passiv design」では、採光や通風まできちんと考え、お客様の生活に最適なプランをご提案させて頂いております。
ご興味・ご相談ございましたら、お気軽にご連絡ください!!
【passiv design 仕様】
UA値:0.51 W/㎡・K
Q値 :1.644 W/㎡・K
断熱材:セルロースファイバー
天井 300mm/壁 105mm/床下 90mm
【商品仕様】
キッチン:ペニンシュラキッチン(エクレアパーツ)
バスルーム:「サザナHSシリーズ」(TOTO)
洗面化粧台:「無垢の木の洗面台」(ウッドワン)
トイレ:「ウォシュレット一体形便器HV」(TOTO)
フローリング:パイン(クリアオイル塗装)
床タイル:(玄関床) 「コンテクスト(名古屋モザイク) AST-R7010」
内装: EM珪藻土
他クロス:「EBクロス(サンゲツ)」
壁タイル(キッチン、洗面室)「マシア(名古屋モザイク)」
サッシ:APW330 Low-E複層ガラス(YKK AP)
玄関ドア:スマートドア ヴェナート(YKK AP)(断熱性能:D2)
設計事業部 清水
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