LOHAS studio
passiv design
2015/12/15
passiv design大宮大和田 あと少しで完成します!
ついに仮設足場が外されました!
1階部分は紀州産赤身杉板のヨロイ張り
2階はロハスコート(断熱塗装)です。
異なる素材のコントラストがとても素敵ですね♪
「木目調」ではなく本物の木を使っていますので、経年による変化を愉しむことができます。
建築家、隈研吾氏はこれを「エイジングのデザイン」と呼んでいます。
家と共に歳を重ねていくなんて、とても素晴らしいですよね!
外観が素敵ですが、実はここにもpassiv design の要素があります。
それは 外壁を蓄熱させないことなのです。
これは主に夏の話です。
真夏の日射は、外壁を容赦なく熱くします。
これが壁を通って家の中を暑くしてしまうのです。
しかも、外気温35℃近くの真夏日が続くと、夜中に壁の中の温度が下がりきらず、
日に日に壁の中の温度が上がり続けます!
(OKUTA passivhaus 住宅実験データによる)
「ここ何日か暑いなぁ~・・・」と思ったら、壁の温度が上がり続けているのかもしれませんね。
1階の外壁は木です。木は熱を通しにくく、透湿性、通気性に優れています。
熱の通しにくさは、フライパンの取っ手を想像すると分かりやすいですね。
2階はロハスコートという、OKUTAオリジナルの断熱塗料です。
断熱塗料なので、外壁に熱がこもりにくく、真夏でも家の中に熱気が伝わらないようにしています。
デザインももちろん、性能をしっかり確保することによって、
エネルギーに極力頼らない、本当に心地良い空間になるんですね。
1階外壁材 : 小川耕太郎百合子社 木もちe-外壁
2階外壁材 : OKUTA ロハスコート
こちらは完成予想パースです。
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