LOHAS studio
OKUTA広報アーカイブ
2014/08/01
★★★「小川町下里たより」って??★★★★
OKUTAの『こめまめプロジェクト』のパートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」理事長である高橋さんが
OKUTA広報に向けて毎月送って下さるお便りです。
そのお便りを、ブログ読者の皆様にもお読みいただけるようにアレンジして
こちらにアップしています。
▼バックナンバーはこちら
◆小川町下里だより 2014年7月号◆
◆小川町下里だより 2014年6月号◆
◆小川町下里だより 2014年5月号◆
◆小川町下里だより 2014年4月号◆
それでは、今月号をどうぞ!!
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毎日暑い日々が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
私の感じるところでは2000年頃より毎年、異常気象ですよね、
という言葉が日常の挨拶言葉となってきたように思います。
ミツバチばかりでなく、燕や雀、トンボ、小鳥が日々の日常から見かけなくなり、
自然がおかしくなっているのを肌で感じるこの頃です。
下里は夏の暑さで田んぼや畑の雑草の勢いはすごいものがあります。
農家さんは涼しい朝晩に農作業をされて、
少しでも良いものをと頑張っていらっしゃる姿に頭が下がります。
(金子美登さんの草取りの様子です。実に美しい、です)
秋の収穫の喜びに向けて、皆さんにお会いできるのを楽みにしております。
◆小川町下里だより 2014年8月号◆
発行日:2014年8月1日
制作:OKUTA広報課安藤&NPO生活工房つばさ・游・高橋
●今月のトピックス——————————————————
①新人社員研修・有機米づくり研修ー草取りと生き物調査編ーレポート
②新人社員研修・有機米づくり研修ー稲刈り編ー案内
③今の田んぼの状況
④米作りに欠かせない水のレポート
⑤お米保管の注意事項
⑥8/24の沢掃除のご案内
●今月の話題———————————————————-
①小川手漉き和紙を使った小川七夕竹飾りで「努力賞」受賞しました
②恋するフォーチュンクッキー
http://www.youtube.com/watch?v=LkFx8uXmh-o
●今月のトピックス——————————————————
①【新人社員研修・有機米づくり研修ー草取りと生き物調査編ーレポート】
7/15(火)OKUTA新人社員研修の草取りと生き物調査研修を行いました。
今回は7班に分かれて、各班に農家さんが入り、共に勉強することにしました。
新人さんと農家さんのコミュニケーションはさてさて。
午前中は「有機農産物の生き物認証制度」を提唱していらっしゃる
徳江さんから「有機農業と環境」についてお話頂きました。
徳江さんから「OKUTA様のこめまめPJ」はすごく先進的事例で
他の模範になることなので広めて言って欲しい、との言葉を頂き、とても嬉しかったです。
その次は、林先生による「田んぼの生き物調査」についての講話があり、
環境にとって大事なポイントは
『愛』
との指摘に納得。
お昼は「小川の有機野菜が主役の日替わりシェフレストラン べりカフェ」でおかずを作って頂き、
ご飯は「下里有機米」を弁当センターで炊いて貰ったものをみんなで食べました。
う~~ん、70名というのは少々人数が多かったか、手間取りましたが、
みんなで楽しく頂きました。
食事中はリーダーさんの引っ張りで、自己紹介など、
コミュニケーションを図る様子が楽しそうでした。
午後は植物担当の徳永先生にご指導頂きながら、田んぼの周辺の植物調査をして、
林先生の生き物調査と続きました。
皆さん、小学生に帰ったように、田んぼの生き物や植物に歓声が上がっていました。
田んぼの雑草として邪魔者扱いされているコナギも醤油と塩であく抜きし茹でてお浸しとして調理された時はびっくりです。
う~~ん、これでサバイバルにも生き残れますね。
草取りは「段取りを考えて、丁寧に」をモットーに作業を行い、何とか出来ました。
さて、ここで何故「丁寧に」が求められるのでしょうか?
<生き物調査の林先生と植物調査の徳永先生> <野草料理の事例・・面白いですね>
<田んぼの生き物同定作業の様子> <草取りーきれいになったね>
<お疲れ様でした集合画>
②【新人社員研修・有機米づくり研修ー稲刈り編ー案内】
次回はいよいよ稲刈りです。
またレポートしますのでお楽しみに!
③【今の田んぼの状況】
7/31現在の田んぼの状況です。
2週間たった田んぼの様子です。
この暑さでまたまた生えています。
前回の植物調査でこの雑草もよいおかずになりそうですよ。
要は見方、ですかね。
<田んぼの様子と雑草 7/31現在>
④【米作りに欠かせない水のレポート】
下里集落の田んぼの水は「槻川」に依存しています。
下里はどちらかといえば下流にあたりますので、毎年、水不足が心配なのです。
下里1区集落30haを潤すほどの水はないのが現状だそうです。
だから、柳町橋の近くに自然堰を作って、水を貯めておいて大事に使っているのです。
そして、驚くことに下里集落は100mで30cmくらいの高低しかないのだそうです。
下里でお米を作るのは、とても大変なのです。
<下里の自然堰> <下里の田んぼの高低差と水路>
⑤【お米保管の注意事項】
暑くなってきました。
お米の管理には注意が必要です。
美味しいお米は、虫も大好きです!
お米の害虫の「コクゾウ虫」などが活動し出すのは、温度や湿度に関係しています。
気温が15℃を超えると活動し始めるものが増えます。
お米は生鮮食品です。
ご家庭で保管される場合は、風通しがよく、涼しくて暗い場所が適当です。
15℃以下の乾燥しているところで保管されることをお勧めいたします。
(ジッパー付きの袋に、乾燥剤などを入れて保管するか、密閉できる瓶に小分けする、桐箱に移し替える、唐辛子を入れるなどして保管してください。)
⑥【再掲:8/24の沢掃除とロケットストーブのワークショップのご案内】
蛍の復活を目指して引き続き、8/24(日)に沢掃除作業を行います。
午後はロケットストーブ制作のワークショップです。
(WSは農水省交付金を活用して実施します)
時:8月24日(日)10時 下里1区集落センター集合
内容:
AM:沢掃除(お楽しみ焼き鳥あります)
PM:ロケットストーブの製作ワークショップ
準備物:長袖のシャツ、長靴、着替え、飲み物、タオル、帽子など
補記:蛇はやぶがない(事前に刈り込む)ので大丈夫(沢の掃除のみなので)
センター集合→移動
電車の方は9:46着の電車の迎えに行きますので、送迎希望者は安藤小百合さんまで連絡下さい。
9月以降の里山保全活動予定は
●10月里山保全―間伐材処理+間伐材ベンチ作りWS
時:10月26日(日)10:00~12:00+午後は間伐材利用のベンチ作りWS
ベンチは丸太を輪切りしたもの、丸太を下1/3を埋め込んだもの、背付き椅子など
これらの作品は11/2のフェスで展示する
●今月の話題———————————————————-
①【小川手漉き和紙を使った小川七夕竹飾りで「努力賞」受賞しました】
ヤッター!
7/26の夕方のNHKのニュースでこの七夕飾りが写ったそうです。
<七夕竹飾り> <努力賞>
②【恋するフォーチュンクッキーに挑戦ですよ】
元霜里農場研修生がたくさん参加して「菜の花シスターズ」を結成。
AKBの「恋するフォーチュンクッキー」の振りで小川の有機農業を宣伝しています。
見て下さいね。↓
http://www.youtube.com/watch?v=LkFx8uXmh-o
なかなか、いですね~~~
今月は以上です。
来月も、お楽しみに♪
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