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OKUTA広報アーカイブ
2014/12/06
★★★「小川町下里たより」って??★★★★
OKUTAの『こめまめプロジェクト』のパートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」理事長である高橋さんが
OKUTA広報に向けて毎月送って下さるお便りです。
そのお便りを、ブログ読者の皆様にもお読みいただけるようにアレンジして
こちらにアップしています。
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▼バックナンバーはこちら
◆小川町下里だより 2014年11月臨時号◆
◆小川町下里だより 2014年11月号◆
◆小川町下里だより 2014年10月号◆
◆小川町下里だより 2014年9月号◆
◆小川町下里だより 2014年8月号◆
◆小川町下里だより 2014年7月号◆
◆小川町下里だより 2014年6月号◆
◆小川町下里だより 2014年5月号◆
◆小川町下里だより 2014年4月号◆
それでは、今月号をどうぞ!!
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11月の下里集落と小川町は二つの大きな喜びにあふれました。
11/20の天皇皇后両陛下の行幸啓、11/26の小川和紙ユネスコ無形遺産登録、と
新聞紙上topを飾る事柄が続きました。
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◆小川町下里だより 2014年12月号◆
発行日:2014年12月3日
制作:OKUTA広報部・安藤小百合&NPO生活工房つばさ・游・高橋
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●今月のトピックス——————————————————————
天皇皇后両陛下行幸啓レポート
●今月の話題————————————————————————
① 小川和紙、ユネスコ無形文化遺産登録へ
② 記念講演会「私たちと土壌」のお知らせ
③ 霜里農場・金子美登さん×四角大輔さん対談動画
「小川町オーガニック フェス2014」より
④ 晩秋の霜里農場と下里集落の様子
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●今月のトピックス——————————————————————
【天皇皇后両陛下行幸啓レポート】
11/20、いよいよ、待ちに待った天皇皇后両陛下の天皇杯の有機の里・下里視察の
行幸啓です。
私たちは何か月も前から知らされていましたが、
箝口令(かんこうれい)が敷かれており、
「言えない」という苦悩というより苦痛に近い日々が続いていました。(笑)
何か月も前から、槻川沿いの篠竹や雑草の刈り取り、集落の畦の草刈り、
と毎日のように作業が内密に続いたのです。
集落の人達は、何であんなに草刈り作業を一生懸命しているのだろう、
黒塗りの車が何であんなにたくさん来るんだろう、
パトカーがなぜ、うろうろしているのだろう、と不思議に思われたそうです。
おかげで、槻川の河川敷は美しく整備されました。
10月の里山保全活動で作った間伐材のベンチが無骨なのですが、
周囲の整然さに調和して清楚に据えられています。
11/2に小川町オーガニックフェスを開催したまさにあの所でのご視察です。
この行幸啓に立ち会うのはOKUTA提携農家の皆さんです。
両陛下にご説明をするのは、金子美登さん。
<大豆畑で両陛下に説明する金子さん。手前のオレンジ色は提携農家の斉藤忠良さん>
大豆の刈り取りの機械実演は清水一美さん。
大豆の手での刈り取り実演は島田正治さんと斉藤忠良さん。
伝統工芸会館でのご歓談には金子美登さん、安藤武さん、
島田六平さんが対応しました。
天皇家は元々、天照大御神の家系ですから、農業には造詣や関心が高く
金子さんが説明した「チェーン除草」について深い関心を寄せていらした
そうです。
それにしても警備は大変、厳しかったです。
<警備の名残のマンホール>
12時過ぎには両陛下がご休憩をされる伝統工芸会館前には大勢の人が集まっていました。
予定では15時くらいなのに3時間も前からじっと待っています。
下里集落でも13時頃から、良い場所を確保しようと集まり始めたのですが
会場の100m四方は立ち入り禁止、警護の関係から指定された場所のみが許されるのみ、
100m以上離れていても道路に立ってはダメ、家の庭もダメ。
望遠鏡でやっと顔が見える距離です。
小川中のカメラマンの方にお願いして動画や超望遠レンズで撮って頂きました。
この行幸啓の写真展を1月にべりカフェで予定しています。
次月号のお知らせを楽しみにして下さいね。
<行幸啓の様子を伝える新聞記事>
<両陛下と金子さんの後姿>。。。。。。。。。。。。。。。。。。<成果品の紹介>
<説明板>。。。。。。。。。。。。。<美しく整備された槻川沿い>
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●今月の話題————————————————————————
① 【小川和紙、ユネスコ無形文化遺産登録されました】
11/26、パリで開かれたユネスコの委員会で
「和紙 日本の手漉き和紙技術」の登録が正式に決まりました。
石州半紙(島根県)と本美濃和紙(岐阜)と細川紙(小川町と東秩父村)
の3産地が登録されました。
小川町並びに東秩父村の和紙関係者の喜びは大きなものがあります。
▼朝日新聞記事
http://www.asahi.com/articles/ASGCT3QM0GCTUCVL008.html
▼安倍総理からのメッセージ
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/discource/20141127washi.html
今回の登録で改めて、その意義を見てみると、世界で和紙が素材から製法まで
きちんと保管・保存されているのは珍しいのだそうです。
欧州などは寒い地域にあり、牧畜文化なので紙よりも牛や羊などの皮が
記録手段として用いられたようです。
紙発祥の地・中国においても、手漉き和紙の技術はきちんと保存されていないようです。
改めて1300年の伝統を誇る小川和紙の魅力を再発見したいものです。
和紙は千年持つのです!!!(鉄よりも強いのです)
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② 【第8回国際有機農業映画祭】
HP : http://www.yuki-eiga.com/
時:12月14日(日)10:00~19:00
所:武蔵大学 江古田キャンパス〔B1〕1002シアター教室
会費(一般):前売 1,500円・当日 2,000円
25歳以下:前売 500円・当日 1,000円(要証明書提示)
詳細はこちら
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上映映画予定
『川はだれのものか ― 大川郷に鮭を待つ』
『有機農業が拓く地平 ― インド ティンバクトゥの挑戦』
『土の讃歌』
『小川町のべりカフェ』
『みんな生きなければならない
主催・問合せ:第8回国際有機農業映画祭実行委員会
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
国際有機農業映画祭事務局
[e-mail] info@yuki-eiga.com [fax] 020-4665-2232
この映画祭の中で、有機野菜が主役の日替わりレストランである
「小川町のべりカフェ」つばさ・游の1週間が20分程のドキュメンタリーになって紹介されています。
詳細はこちら
監督は内田さんという元学習雑誌製作会社にいらっしゃった方です。
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③ 【霜里農場・金子美登さん×四角大輔さん対談動画がupされています】
11/2に開催された「小川町オーガニックフェス2014」の金子美登さんと四角大輔さんの
対談の様子がupされましたので、来れなかった人、聞き逃した方には必見です。
▼動画はこちらよりご覧頂けます。
「都市生活者の農力向上委員会」
なお、来年の「小川町オーガニックフェス2015」は2015年11月8日(日)
伝統工芸会館で行います。
今からぜひスケジュールに予定を入れておいて下さいね。
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④ 【晩秋の霜里農場と下里の里から】
霜里農場の裏山は金子さんの所有地です。
ここから落ち葉を運び、堆肥の材料などにしています。
<晩秋の霜里農場>
下里集落の納涼台の紅葉が見事です。
両陛下も見られた光景です。
<納涼台付近の紅葉の様子>
営業用ですが銀杏の黄色の絨毯が素敵です。
<銀杏の落ち葉の絨毯>
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今月は以上です!来月号もお楽しみに♪
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