LOHAS studio
OKUTA広報アーカイブ
2014/01/10
下里集落はすっかり冬です。
そんな中で麦の芽が頭を出し、寒い冬をじっと耐え春を待っている健気な風情が枯れた風景の中で広がっています。
そんな小川町下里から、今月も下里だよりをお届け致します。
☆目次☆——————————————————————–
●今月のお知らせ
①馬九いく『午』年の新年のご挨拶 こめまめプロジェクト6年目へ
②今年も楽しかった和紙マラソン
③予告:里山保全講演会のご案内(主催・下里有機の里づくり協議会 協力・OKUTA)
『里山からみえる未来』
●今月の話題
①「有機農業の明日を語る会」のご案内
②1/21 韓国国営放送(KBS)の「時事ファイル済州」で小川町の有機農業が紹介されます
③1/22 NHK-BS1「TOMORROW」で霜里農場・金子美登さんVS幸せの経済学・ヘレナさんの対談放送
④霜里農場のピザ窯とロケットストーブが完成しました
⑤霜里農場同窓会が賑やかに開かれました
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●今月のお知らせ
①【馬九いく『午』年の新年のご挨拶】
今年は『午』年。馬九行く年、として縁起の良い年とされています。
OKUTA提携米事業(こめまめプロジェクト)も6年目を迎えました。2013年産お米量は7560kgです。
2008年産1800kgから始まった提携米は4倍強に達しており過去最高になっています。
それに伴い下里1区集落の有機率は9割以上、ほぼ100%に近い数字になりつつあります。
これは凄いこと!!!です。
2014年度はさらに提携米(下里ゆうき米)の品質や食味向上を目指して、栽培基準作りが
農家さんとOKUTA様との間で2者認証のような形で始まる予定です。
世の中で食品汚染などの疑惑が浮上していますが、私たちは自分達の価値観を信じ、信頼の絆で、
課題を解決し未来を築いていきたいと決意しています。
今年も宜しくお願い致します。
②【今年も楽しかった和紙マラソン】
12月8日(日)快晴のもと、小川和紙マラソン開幕。
今年は10km(下里コース)よりハーフコースを選んだ方が多かったので、そちらの応援に
回りました。応援スタイルは社員の皆様に判るように恒例の「虎の着ぐるみ」です。
続々、オレンジの帽子(OKUTA社員)が通り抜けていきます。
その後は皆さん、小川温泉花和楽の湯で、しっかり心身の疲れを癒したとか。
↓ 和紙マラソンで力走中のみなさん
③【予告:里山保全講演会のご案内(主催・下里有機の里づくり協議会 協力・OKUTA)
『里山からみえる未来』】
http://tad-a.com/shimosato/satoyama/
時:2014年1月26日(日)午後1時30分予定
所:下里農村集落センター
講師:澁澤寿一氏(共存の森代表)
内容:秋田県の歴史は飢饉との戦いだったと言われています。
そんな中、江戸時代から飢饉での餓死者を1名も出したことが無い持続可能な地域が
ありました。
鵜養(うやしない)村、その持続可能性の秘密は何だったのでしょうか。
古くから里山の資源を活用し、生きる全てを自然から調達していたと言われる山村の
暮らしから、現代に生きる私たちが学ぶべき事は何なのか。
それは単に山の資源だけではなくコミュニティの仕組み、思いや価値感を伝えて行く
仕組み即ち人の心の持続性を作る事が大切と説く澁澤先生にお話を伺います。
問合せ・申し込み:高橋優子・NPO生活工房つばさ游 ( 090-4453-6355
ogawamap@tubasa-u.com )
●今月の話題
①「有機農業の明日を語る会」のご案内
呼びかけ人 星寛治(山形県高畠町) 鶴巻義夫(新潟県津南町) 金子美登(埼玉県小川町)
[日時] 2014年1月24日(金) 13時30分~17時
[場所] 参議院議員会館1階101会議室 (当日会館入口にて通行証を発行します)
(地下鉄有楽町線永田町駅より徒歩4分、丸の内線国会議事堂前駅より徒歩7分)
[連絡先] 金子美登 (埼玉県比企郡小川町下里809 電話0493-73-0758)
※ 事前申し込みは不要ですが用意してある通行証分だけ入場可能となります。
参加費無料。
子どもたちの未来のために、私たちがいま、何をすべきか、何ができるか語り合いましょう。
補記:日本の有機農業の草分けと言われる3人の有機農家さんの呼びかけで、作る人、食べる人、
みんなが集まって日本の農業の未来を、そして持続可能な社会の有り様を考えましょう、とい
う金子さんからの呼びかけです。
②韓国国営放送(KBS)「時事ファイル済州」で小川町の有機農業が紹介されます
番組の名前:KBS時事ファイル済州
(http://jeju.kbs.co.kr/tv/tv_file.html?pgcode=671)
番組放送日:2014年1月21日(火) 22:00-22:30
テーマ:新年企画3.緑革命、未来形農村小川町(仮題)
企画内容:東京から約1時間距離にある人口3‐4万人の小川町。
ここでは1970年代から日本では初めて有機農業が試みられてきて、現在日本有数の有
機農業地域である。
さらに有機農業を中心として、生ごみなどを活用しエネルギ自給ができる地域循環型
農業で持続可能な農村を目指していること、農家、地域住民、地元企業と自治体など、地域ぐるみの協働で行
うなど、その先進的な取り組みを紹介して、済州道及び韓国農村のビジョンを見出していきます。(KBSからの資料より)
③霜里農場・金子美登さんと「幸せの経済学」「なつかしい未来 ラダックに学ぶ」
監督ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんとの対談のTV放映
http://www.nhk.or.jp/ashita/tomorrow/
時:1月22日(水)17時~
所:NHK BS1 番組名「TOMORROW」
http://www.nhk.or.jp/ashita/tomorrow/
内容:海外の目から震災後の日本を伝えるTOMORROW。
補記:昨年10月末に霜里農場でヘレナさんと金子美登さんの対談の模様が取材されました。
NHKが取材にあたって、ヘレナさんに「日本で一番行きたいところはどこですか?」
と尋ねたところ「霜里農場」と答えたそうです。
ヘレナさんとは2006年5月の「幸せの経済学」の撮影以来ですから、7年振りの小川訪問と再会でした。
④霜里農場のピザ窯とロケットストーブが完成しました
進化を続ける霜里農場、今回はロケットストーブとピザ窯が完成しました。
今年のお餅づくりは、ロケットストーブでもち米を蒸しました。早いですよ!!驚くくらい。
さらに、移動式のピザ窯も作ってしまいました。
元霜里農場研修生の高木さん(高木農園)に手作りピザを披露して頂きました。
補足:高木農園の奥様は元パティシエ。
その腕前で高木農園で獲れた小麦・大豆・野菜を主原料に、副材料にも国内で昔ながらの製法で作られている
菜種油や塩、その他有機食材を出来る限り使用し動物性食材・添加物・白砂糖を使わずにパンとお菓子を
作っている工房Farine Adoree(ファリン アドーレ)を展開中です。
ときがわのわたなべ豆腐工房で週末、移動販売車で売っています。
アレルギーのひどい方に好評です。
↓ 霜里農場のロケットストーブ
↓ ピザ窯
↓ 高木さん
~第7回 US.Peaceシェフズテーブル開催のお知らせ~
⑤霜里農場同窓会が賑やかに開かれました
毎年、12月23日の天皇誕生日に霜里農場研修生の同窓会が開催されます。
ここ15年くらいの懐かしい顔が揃いました。
あまりに数が多いので、地区の集落センターをお借りしての集まりです。
金子さんが1名からの研修生を受け入れ始めてから33年。
その数は120名を超えています。
「人を残す」これほど、偉大なことはないでしょう。
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