2014/04/12
★★★★「小川町下里たより」とは??★★★★
OKUTAの『
こめまめプロジェクト』のパートナーである小川町下里地区。
その地元の「
NPO法人生活工房つばさ・游」理事長である高橋さんが
OKUTA広報に向けて毎月送って下さるお便りです。
そのお便りを、ブログ読者の皆様にもお読みいただけるようにアレンジして
こちらにアップしています!
それでは、4月号行ってみよう!
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この暖かさで一気に桜が開花し、文字通り「春の小川」
で野山は花の色で満ち溢れて
います。
下里の田畑は2月の大雪の影響で野菜に少し影響が残るものの、
麦の青さが際立って
周囲の里山のピンクの桜と相まって美しい田園風景を織り成し始め
ています。
今月も様々な話題を春の暖かさとともに小川町からお届けします。
◆小川町下里だより 2014年4月号◆
●今月のトピックス———————————————–
①3月30日 下里里山百年ビジョン・椎茸コマ打ちと植樹作業
②刈援隊隊長・安藤章さんが読売新聞で紹介されました
③【有機米購入者のみなさまへ】提携米玄米は4月から生産者ラベルはなくなります
●今月の話題—————————————————-
①予告:「第1回オーガニックフェスティバル」11月2日開催 大試食会&販売会
(主催・下里有機の里づくり協議会)
②8/10 USPシェフズテーブル「金子さんの野菜を食べる会」
東京広尾の「アクア
パッツァ」で開催
③「美味しいお野菜届け隊」2014年下期の募集開始
④フード・マイレージ基礎知識ー 地球環境問題と地産地消
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●今月のトピックス
【①3月30日 下里里山百年ビジョン・椎茸コマ打ちと植樹作業】
当日はあいにくの曇天模様でしたが、
午前中は何とか雨も降らず、コマ打ち作業や植樹を終えました。
参加者の皆さんの普段の行いの良さでしょうか、無事、
怪我もなく終えることが出来ました。
さて、最初は椎茸のコマ打ち作業です。
実は、当日は雨が予想された為、
前日に刈援隊の皆さんがホダ木を農村センターまで
下ろして下さり農機具が入っている倉庫でコマ打ち体験が出来るようにして下さっ
ていたのです。
添付は、キャタピラーでホダ木を運んでいる様子です。
頼もしい刈援隊(集落
の美しい景観を守るために、日夜活動されています)3人のおじさま達です。
<刈援隊3人(左から安藤章さん、
加島光夫さん、安藤武さん)>
さて、コマ打ち体験は初めての方も多く、
2人組になって木を押さえる人、ドリルで穴をあける人の協同作業です。
みなさん、
お子さんと力を合わせて、お父さんの偉大さを発揮です。
次は山の麓に移って植樹です。
山の斜面に皆で「サクラ」「モミジ」「ケヤキ」
を3本ずつ植えました。
苗木は長野県の元信州大学・山寺先生に送って頂いた直根苗です。
成長には20年もの時間がかかります。
これから毎年、山を見るのが楽しみになりますね。
さて、
お昼は下里1区集落で採れたお野菜などでの楽しい楽しいお昼ご飯
です。
OKUTA社員の皆様に毎月お届けしている「下里提携ゆうき米」
を釜炊きしました。
参加された皆さんから「美味しい!!」の連発。おこげ!
もありました。
そして汁物は刈援隊隊員でありハンターの島田正治さんの仕留めた
いのしし汁。
(前日、我が家の自宅で臭み取りの下拵えをし、
柔らかく煮ておいたものです)
皆さんもお肉の中身を知って、「えっ~~~~、美味しい。
臭くない。柔らかい」と
好評でした。
次回は6月の沢掃除です。
たくさんの方の参加をお待ちしています。
<ホダ木運搬の様子>
<直根苗の植樹の様子> <植樹後の山斜面>
<OKUTA社員 植樹の様子> <わいがやの楽しい昼食タイムの様子>
<昼食配給場の様子> <猪汁>
【②刈援隊隊長・安藤章さんが「埼北よみうり」で紹介されました】
3月14日の「埼北よみうり」(
読売新聞の地域サービスミニコミ紙)に刈援隊隊長・安藤章さんが紹介されました。
この記事の中で紹介されている「
県内の企業や地元のNPO団体から機具提供のサポートを受け」と紹介されていますが、
これはもちろんOKUTAの事です。
OKUTAの1% FOR THE PLANET寄付金が、下里の里山保全に一役かっています。
【③提携米玄米は4月から生産者ラベルはなくなります】
1月からのOKUTA提携下里ゆうき玄米は、
石抜き作業をしてお送りしています。
そこで、それまで表示していた生産者ラベルはなくなります。
2月号でお伝えしましたが、石抜き機の実験で、
きちんと石は省かれていましたので安心してお召し上がりください。
●今月の話題
【①予告:「第1回オーガニックフェスタin小川町」
11月2日開催】
下里1区集落で生産される米、麦、
大豆から生まれる美味しい物の大試食会&販売会です。
例えば、米からは「おにぎり」「自然酒」「酒粕クッキー」「
甘酒」等など
麦からは「パン」「地ビール」「うどん」「ケーキ」「クッキー」
「たこ焼き」「ピザ」「麦茶」等など
大豆からは「呉汁」「豆腐」「おからサラダ」「お醤油」「味噌」
等など
また、体験として「手漉き和紙」「竹のオイル缶焼き」「
下里の昔の遊び」等など
さらに、企画として「オーガニックコットン野良着ショー」「
有機音楽祭」が企画案
として提案されています。
う~~ん、ブースが25以上並びそうです。
皆さん、下里1区で採れる米、麦、大豆でこれだけの美味しい物、
楽しい事が出来るのです。
是非、有機の里・下里が生み出す「豊かさの幸せ」を「見て、
聞いて、触って、五感で有機を感じ味わい
つくす」をして欲しいのです。
わくワクどきドキのフェスになること間違いなし!!!
今から手帳に予定を書き込んでおいて下さいね。
【②8/10 USPファーム・シェフズテーブル「金子さんの野菜を食べる会」
東京広尾の「アクアパッツァ」で開催】
霜里農場・金子さんのお野菜は提携なので、
一般の人は入手困難です。
そこで美味しい本物の野菜を食べて有機農業のことをもっと知って
貰おうと始めた
USPファームのシェフズテーブルも第8回を数えます。
今回の夏バージョンは広尾のイタリアンレストラン「
アクアパッツァ」の日高良実
シェフにお願いしました。
日高シェフはベジブロスのタカコ・ナカムラさんのご主人です。
※「アクアパッツァ」
http://www.acquapazza.co.jp/index.html
時:8月10日(日)11時~15時
所:「アクアパッツァ」 東京都渋谷区広尾5-17-10 EASTWEST B1F
http://www.acquapazza.co.jp/access.html
会費:6500円(飲み物、税、サービス込)
問合せ:申込:参加人数、連絡先明記で生活工房「つばさ・游」
高橋
090-4453-6355
ogawamap@tubasa-u.com まで
【③「美味しいお野菜届け隊」2014年下期(5月~10月末)
の募集開始】
霜里農場・
金子さんのところで1年間住み込み研修し新規就農した人たちのお
野菜を
半年間定期購入する「新しい形の都市と農村の相互扶助の有機提携」
の仕組みです。
今回は4人の農家さんのお野菜の募集です。
美味しいお野菜の三大条件(鮮度、味、品種)
が全て揃っているのです。
内容・募集の詳細は↓
http://uspeace.jp/user_data/event.php#oyasai_new
※「美味しいお野菜」を登録するメリットは
日本に有機農業者を増やす事とそれを支えること(「地産地消)
は、市民が出来る地
球温暖化防止で効果的な方法です。
フードマイレージ提唱者・農水省・
中田哲也氏のメールマガジンからの記事をご紹介
します。
【④フード・マイレージ基礎知識ー 地球環境問題と地産地消】
日本は大量の輸入食料を長距離輸送しているため、
輸入食料のフード・
マイレージは韓国・
アメリカ等と比べて突出して大きくなっています。
http://members3.jcom.home.ne.jp/foodmileage/1-1_FM1.pdf
日本は、大量の輸入食料を長距離輸送する過程で約16.
9百万トン
(1世帯当たり約380kg)
の二酸化炭素を排出していると見積もられます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/foodmileage/2-1_CO2.pdf
また、これは、
家庭でできる地球温暖化防止のための取組に比べて、
相当量の二酸化炭素を排出しています。
http://members3.jcom.home.ne.jp/foodmileage/2-2_CO2_2.pdf
さて、食料輸送に伴う環境負荷の低減を考える際に、
キーワードとな
るのが「地産地消」です。
http://members3.jcom.home.ne.jp/foodmileage/3-1_CHISAN.pdf
参考になりましたでしょうか?
【以上の記事のお問合せ】広報・安藤
ando-s@okuta.co.jp まで。
次回もお楽しみに^^
LOHAS studio