◆小川町下里だより 2015年6月号◆(株式会社OKUTA Archives OKUTA広報アーカイブのブログ) リフォームのオクタ

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OKUTA広報アーカイブ

◆小川町下里だより 2015年6月号◆

2015/06/05

★★★「小川町下里たより」って??★★★★
OKUTAの『こめまめプロジェクト』のパートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」理事長である高橋さんが
OKUTA広報に向けて毎月送って下さるお便りです。

そのお便りを、ブログ読者の皆様にもお読みいただけるようにアレンジして
こちらにアップしています。
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▼バックナンバーはこちら

◆小川町下里だより 2015年4月号◆
◆小川町下里だより 2015年3月号◆

それでは、今月号をどうぞ!!

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
今、日本の農家は1年で一番忙しい時期です。
ここ1週間の晴れ間に一面の麦畑の刈り取り、
そして、田植えの準備と息つく暇もない忙しさです。
農家の1年の収入の大半がこの時期に決まるのですから
真剣です。

そんな忙しくも充実した日々の小川町下里から
今月もお便りをお伝えします。

 

◆◆◆小川町下里だより 2015年5月号◆◆◆
発行日:2015年6月3日
——————————————————
◆今月のトピックス
①田植えの準備が順調に進んでいる下里の田んぼの様子
②下里の輝く麦畑
③2015年新人社員研修が始まります。その打合せをしました
④下里提携農家さんの土壌検査結果について
⑤下里槻川沿いの再生事業について
⑥6月の里山保全活動中止のお知らせ

◆今月の話題
①桑の実がいっぱい
②下里3区の麦とポピーの光景
③閑話:ニュージーランドの話題
——————————————————

◆今月のトピックス
①【田植えの準備が順調に進んでいる下里の田んぼの様子】
5月から6月は1年で一番農家さんが忙しい時期です。
米作農家にとって、収入の大半を占めるであろうお米づくりの最初の
田植えが始まるからです。

添付は昨年からOKUTA提携に参加されている加島正治さんと
田んぼです。
今、田んぼを深水管理して、雑草を浮き上がらせているところです。
田んぼの表面に草が出ているのが判りますか?
ほとんど「ひえ」という雑草です
翌日、浮きあがってきた雑草をかき集めて処分します。
こうやって、田んぼの雑草駆除管理をしています。

<加島正治さんと深水管理の田んぼの様子>
加島さんと深水管理始め

②【下里の輝く麦畑】
毎年、同じ情報なのですが、私、毎年、この一面の麦畑に
感動するのです。本当に皆さんにお見せしたいものです。
この麦畑をわたるそよ風を!!!

<下里の麦畑>
下里麦畑2015年6月
<風にそよぐ下里麦畑>
風にそよぐ下里麦畑
<下里の麦6月>
下里の麦2015年6月

③【2015年新人社員研修が始まります】
5/15、OKUTA教育部の江藤、広報課の安藤参加のもと
今年の「OKUTA新人社員研修有機米づくり体験」の打合せが
行われました。

昨年の実績や反省を考えて、「農家さんの役に立とう」をモットーに
田植えが終わった後の補植(※)や、機械で植えれなかった場所の
手植え(※)を行うことになりました。
この二つの作業で、反当りの収量は確実に増える事間違いありません。
社員さん、農家さん双方に有益です。

※補植:機械が失敗したところを”補って”後から植える事
※手植え:苗を機械植えするとどうしても、田んぼの端が機械の回転
する分、植えることが出来ないので、この部分を手植えする事。

今年の社員研修日程は
① 植え 6/16(火)
② 取り  7/14(火)
③ 刈り 9/29(火)

今年の研修田は下里1区センター裏の島田憲男さん所有の
田んぼをお借りする予定です。

<研修予定近くの田んぼの状況>
下里田んぼの様子2015年5月末
<社員研修打合せの様子>
OKUTA社員研修打合せ20150515
<研修用田んぼの準備をする島田憲男さん>
下里研修用田んぼと島田憲男さん

④【下里提携農家さんの土壌検査結果について】
農水省のH26年度都市農村共生・対流総合対策交付金を活用し
下里提携農家5軒の土壌検査を行いました。

分析内容は
土壌5か所を 分析項目1)微生物多様性活性値分析、2)化学性分析
3)残留農薬分析、4)重金属分析、5)生物性分析 を実施。
堆肥1か所の分析項目1)残留農薬分析 を実施。

その結果
土壌微生物多様性・活性値については5検体とも偏差値55以上で良好
残留農薬は検出せず
重金属も検出せず

下里1区集落のOKUTA提携米を作っている田んぼは良い土であり、
安全である事が証明されました。
今後は安心に加えて美味しさを求めていきたいものです。


⑤【下里槻川沿いの再生事業について】
以前からOKUTA珪藻土部門様と一緒に行ってきた
下里里山保全活動の一環であります集落を流れる槻川沿いの
整備について、河川敷管理者である埼玉県土事務所と集落との話し合い
がもたれ、集落を流れる槻川については集落の意志を尊重し、
集落の方で保全活動、植栽などを行って下さい。
但し、お金がないので、集落の方で用意をお願いします。
との合意が為されたようです。

埼玉県土事務所では以下の事業を進めています。
※昨年、下里の槻川沿いは埼玉県の「彩の国みどりの基金」の
「みどりと川の再生」事業に採択され、整備が進められています。↓

槻川の再生まるごとプロジェクト 

この結果を受けて、刈援隊を中心として下里1区の皆さんで
時期をみて桜、モミジ、ケヤキなどの植栽を計画する予定との事。
10年後20年後の下里の春と桜並木が楽しみです。
生きていくのが楽しい、時が経つのが嬉しい、という想いは人にとって
最高の幸せではないかと感じます。
こうご期待です。


⑥【6月最終日曜に予定されていましたホタルが住む沢を目指しての
保全活動は刈援隊の都合により中止させて頂きます】
楽しみにされていた方、ごめんなさい。

 

◆今月の話題

①桑の実がいっぱい
小川町はかつて絹織物の集散地として栄えた町です。
故に、町内のあちこちに桑畑の名残があります。
下里でもあちこちに桑の木を見る事が出来、今、その実がたわわ。
実は、この桑の実はジャムにすると美味しいのです!!!
今度、近くを通る機会があれば、摘んでみては如何でしょうか。
(多分、放棄されているので摘んでも誰にも迷惑はかからないと
思うのですが。。。)

<桑の実>
桑の実JPG
②麦畑の中にポピー
下里3区では以前、花いっぱい運動で畑にポピーを植えていたので、
その種が残っていて麦畑の中に真っ赤なポピーが顔をのぞかせると
いう面白い光景が広がっています。

③閑話:ニュージーランドの話題
今年の11/8開催の小川町オーガニックフェスでの音楽祭を
プロデュースして下さる四角大輔さんのFB
ニュージーランドの国の様子がTVで放送されると知り、
少し面白い話題ですので、お伝えしたいと思います。

ニュージーランドの公用語は1英語 2マオリ語 3手話なんです。
え~~~手話が公用語と聞いて、感動しました。
自然の美しい、人を大事にする国づくり。
女性が働きやすい国ランキング世界1位、
子育て支援がすごいです。

出産後の仮眠施設完備 など驚くべき細やかなサービスです。
17年前に移住した大橋巨泉さんの言葉が心に響きます。
日本の国の未来の有り様を考える上で示唆となります。

5/10放送分


国の借金少ない


11/8の小川町オーガニックfesでは四角大輔さんが音楽祭のプロデュースを
して下さいますが、NZのお話もお聞きしたいものです。


次号もお楽しみに♪

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