珪藻土の驚くべき効果！第二弾～防カビ性能の実証実験～

LOHAS studio

株式会社OKUTA LOHAS studioハウスクエア横浜店のブログ

2017/08/01

みなさまこんにちは。

暑いですねー・・・そして湿度が高い！

現在、どしゃ降りの横浜です。

「快適さ」には温度も重要ですが、湿度がかなり関係しますよね。

人間が室内で快適に過ごせるといわれている湿度は45％～65％くらい。

40％を下回るとお肌の乾燥が気になったり、

インフルエンザなどのウイルスの生育に適する環境になってしまい、

逆に70％を上回ると、ダニやカビなどが生育しやすい環境になってしまいます。

ということで、本日は「カビ」と「珪藻土」のお話です。

▲珪藻土の顔料

スタジオに来てくださったお客様から、よく質問されることがあります。

― 珪藻土って、カビは生えないんですか？－

答えは、「EM珪藻土は、カビが生えにくい」です。

珪藻土の原料は、珪藻頁岩（けいそうけつがん）といいます。

つまり、海にある「藻（も）」の化石です。

この原料自体は、元々カビが生えにくい素材です。

ですが、珪藻土にカビが生えてしまった、という話を耳にすることもございます。

それはなぜかというと・・・

珪藻土を内装材にする際、珪藻頁岩だけでは成り立たないので、

バインダー（つまり、ハンバーグでいうところの、つなぎ）が必要です。

その「つなぎ」となる合成樹脂などの接着剤が、カビの原因となってしまうのです。

それでは、なぜオクタが開発している「EM珪藻土」は、カビが繁殖しづらいかというと、

つなぎとなるバインダーに、消石灰や焼成ホタテ貝を使用しているからです。

消石灰は、漆喰（しっくい）の原料である自然素材です。

焼成ホタテ貝は、その名の通りホタテ貝を焼いたもので、

強アルカリ性のため、殺菌効果がとても高い原料なのです。

つまり、合成樹脂などの接着剤を使用していません。

なので、「カビが生えにくい」のです。

ところで。

珪藻土の驚くべき効果、第一弾のブログは読んでいただけましたでしょうか。

（珪藻土の驚くべき効果！～ホルムアルデヒド無毒化の実証実験～）

今回ご紹介するのは、その第二弾となる、防カビ性能の検証です。

国が定める、国家規格での実証試験を行いました！

この試験結果は、3種類の性能に分類されます。

0：試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない。
1：試料又は試験片の接種した部分に認められる禁止の発育部分の面積は、全面積の1/3を超えない。
2：試料又は試験片の接種した部分に認められる禁止の発育部分の面積は、全面積の1/3を超える。

さあ、EM珪藻土の試験結果は・・・

EM珪藻土　試験結果の表示：0

EM珪藻土フラット　試験結果の表示：0

0：試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない。

つまり・・・

「 EM珪藻土はカビが生えにくい」ということが証明された事になります！

いかがでしたでしょうか。

珪藻土を体感されたい方は、ぜひスタジオにお立ち寄りくださいませ＾＾

試験方法など詳しくは、カビ抵抗性試をご覧ください。

また、EM珪藻土について詳しく知りたい！という方は、下記URLからどうぞ。

http://em-k.jp/tokucho.html