LOHAS studio
株式会社OKUTA LOHAS studio調布PARCO店のブログ
2023/07/11
みなさまこんにちは^^
本日は、7/2(日)に開催いたしました、オンラインイベントの内容と合わせまして、
【断熱リノベ】passiv design(パッシブデザイン)について、簡単にご紹介いたします!
突然ですが、passiv design(パッシブデザイン)ってご存知でしょうか?
■「passiv」とは、ドイツ語で「受動的」という意味
passiv design(パッシブデザイン)とは、環境先進国ドイツの高性能住宅「パッシブハウス」に習い、
極力電力に頼らず、自然エネルギーをうまく活用するという考えで、夏は涼しく、冬は暖かい、
日本の四季に合わせた暮らしを目指す快適な住まいづくりのことです。
passiv designには5つの要素があり、それらをバランスよく住宅に表現しています。
①光と風をデザインする
②断熱をデザインする
③省エネをデザインする
④自然素材をデザインする
⑤愉しむをデザインする
この5つの要素の中で、重要な要素が①光と風と②断熱になります。
また、断熱性能で重要なポイントは、『窓』です。
①光と風をデザインする
光と風の動きをイメージしながら、家の中にそれらが通るような道をつくる必要があります。
夏は日射を遮蔽して風通し良く涼しく過ごし、冬は日射を多く取り入れ暖かく過ごせるようになります。
光や風の性質をよく知り、それをうまく取り入れたり遮ったりする備えを住まいに組み込むことで、
「涼しさ」「暖かさ」「明るさ」をもたらしてくれます。
【passiv design】では、一年を通し快適に過ごすことができるよう、光と風の道をデザインします。
冬はどのくらい部屋に日が入ってくるのか?
夏はどこからどれだけ風が吹いてくるのか?
専用ソフトを使って光と風をシミュレーションすることで、より自然の力を活かした快適な住まいを実現します。
②断熱をデザインする
お家の性能で最も重要なのが「断熱」です。
【passiv design】では、屋根・壁・天井・床・窓など、外気に接するあらゆる箇所に、
徹底的に断熱施工を施し、世界水準の性能を目指します。
◆断熱材「EMセルロースファイバー」
回収した新聞古紙を粉砕して自社で製造されたエコロジーな断熱材です。
断熱性はもちろん、調湿性、防音性、防燃性などの優れた特性も備え、自然素材との相性もよく、
「断熱の王様」とも呼ばれています。
隙間なく吹き込めるため、しっかりとした断熱施工ができるのも特徴です。
このように断熱性能を高め、隙間をなくせば熱は逃げなくなり、冬は暖かく、夏は涼しい住まいになります。
上図は、築30〜40年の一般的な木造住宅をモデルにした、開口部からの熱損失の割合を示しています。
家の各部位の面積、断熱材の厚さ、サッシが変われば割合も変わりますが、
冬に外へ逃げていく熱と夏に外から入ってくる熱は、「窓が熱損失の大半を占める」ということが分かります。
なので、断熱改修をするなら、『窓』を最優先にしましょう!
マンションだと窓交換ができないマンションがほとんどのため、
今ある既存の窓にプラスしてインナーサッシを取り付けて、窓の性能を上げます。
断熱は冬のイメージですが、夏に外からの侵入する熱を抑えて、
冬に室内の熱が外に逃げないようにする役割があるため、夏も断熱は欠かせません。
つまり、夏は室内の冷房で冷やした空気を外に逃がしません。
外の気温による影響を減らして、エアコンの効きをよくし、暑い夏を快適に過ごしましょう!
☞より詳しい【passiv design】についてはこちら
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