LOHAS studio
小泉太@OKUTA
2016/01/07
今冬は暖冬と言われますが、寒い日は「本当に暖冬かなぁ」なんて思ったりします。
ところで 「ヒートショック」 は皆様ご存知でしょうか?
言葉だけは聞いたことがあるかもしれませんが、実際はどのようなものでしょうか。
少し長いので今回は その1 です。
ヒートショックとは「急激な温度変化により身体が受ける影響」とウィキペディアにはあります。
この影響で亡くなられた方は年間で約1万7千人いると言われています
(交通事故で亡くなられた方は年間で約4千人と言われています)
寒い日のお風呂は、体も心も温まって気持ち良いですよね!
温泉で雪見風呂だったら、もう最高です♪
ですが、冬にお風呂に入る時、寒い思いをして入った経験はないでしょうか。
この時、一般的に身体の中はこういうことになっています。
1 暖かい部屋で過ごす(リビングなど) 血圧ほぼ一定 →
2 部屋から洗面所(脱衣室)に向かう 寒い 血圧上昇 ↑
3 洗面所で服を脱ぐ、浴室内に入る 寒い 血圧上昇 ↑
4 シャワーを浴びる、湯に浸かる 温かい 血圧上昇 ↑
5 体が温まってきた 温かい 血圧低下 ↓
6 お風呂から出た。着替える 寒い 血圧上昇 ↑
血圧の上昇、低下を繰り返していますね。
この体の変化を「お風呂に入る度、ジェットコースターに乗っているようなもの」
と私は教わりました。とても分かりやすくて今でも覚えています。
この影響で脳梗塞や心筋梗塞などの、重大な症状を引き起こすと言われております。
ヒートショックは年配の方にはリスクが高いと言われていますが、
実は以下の方も一般的に注意すべきと言われております。
・高血圧である(または血圧の薬を飲んでいる)
・健康診断で肥満と診断されている
・不整脈がある(その他心臓の疾患がある)
・飲酒してからお風呂に入る習慣がある
・家の中の温度差が大きい
・熱いお風呂を好む
・普段から水分をあまりとらない
心当たりはあるでしょうか。
ヒートショックは年配の方だけの問題ではないということです。
もう一つ大事なことは、人それぞれに影響の受け方が違うということです。
体調が悪い、ひどく疲れている、持病を持っている、怪我をしているときなどは
いつもより身体が影響を受けやすい状態なので、特に配慮が必要です。
ご家族や身の回りにそのような方がいましたら、いたわりましょう。
例えば今すぐできる対策と言えば、以下のような方法です。
・浴槽にお湯が張れたら、風呂フタを開けて、暖かい蒸気で浴室内を温める
(換気乾燥暖房機がある方はこちらを使う)
・洗面所をヒーター等で温めておく
(オイルヒーターなど、引火する危険が少ないものがおすすめです)
・急激に熱いシャワーや、お湯に浸からない。上がるときはゆっくりと
・入浴前後には水分補給をする
しかし、これでも温度差による身体のリスクは最小限にはできません。
結局廊下は寒いままで、光熱費もかかります。
おまけに「誰がそれをやるのか」でケンカになりそうです・・・
やはり根本から解決する方が、光熱費もかからず、快適です!
私達は温度のバリアフリーまで提案させて頂きますね♪♪
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