LOHAS studio
塩澤 克敏@OKUTA
2024/12/26
みなさま、こんにちは、LOHAS studio 松戸店の塩澤 克敏です。
今回は、外装工事についてご紹介いたします。
S様は築50年になる、こちらの中古の戸建て物件をご購入、リフォームを
された上でご入居されるご計画です。お庭なども売り主様が育てられた
植栽などがキレイで、S様も立地やお家の雰囲気などが気に入ってご購入
をされた物件です。
とても立派なお家で50年前の建物とは思えない凝った創りのお家です。
ただ、築50年という事もあり、木部などはかなり傷んでいる部分がございました。
梁から持ち出しで施工されたバルコニーも腐食があり、安全に
ご使用いただくのは不安がある状態でした。
雨戸も木製の雨戸になっています。とても趣のある雨戸
ですが、木が痩せてしまって、雨漏れの原因となることが
多い箇所となります。
今回のリフォームは外装工事を中心に安心して永くお住まい
頂けるように、雨水侵入の入口となりやすい木部などを外部
露出しないことで、耐久性やその後もメンテナンスなども
しやすいように工事提案をさせて頂きました。
◆屋根:釉薬瓦からガルバリウム鋼板の屋根に葺き替えを行います。
こちらは瓦を降ろした状態です、防水紙や野地板もかなり傷んでいる
状態でした。
瓦を撤去後、屋根垂木の状態を確認しながら、野地板を上張りしていきます。
改質アスファルトルーフィングといって、タッカーなどの釘打ち
穴に追従してくれるルーフィングを使用します。
屋根はガルバリウム鋼板の横葺き材を施工させて
頂きました。アイジー工業さんのスーパーガルテクト
を施工致しました。鋼板屋根のデメリットである暑さや
雨音対策として、硬質ウレタンフォームを施した屋根材です。
また、S様邸は母屋や、屋根垂木などが露出されている造りで
和風な造りになっているのですが、どうしても母屋の小口など
が傷みやすい為、今回は破風を回して、軒裏をケイカル板で覆います。
破風も塗装仕上げですとどうしても、塗装が劣化してしまいますので、
ガルバリウム鋼板でカバーしていきます。
木製雨戸は戸走り部分から雨水侵入してしまいやすい
箇所なる為、撤去をしていきます。
サッシ自体も動きが悪いところがございましたので、
断熱性の向上も合わせて、樹脂サッシに交換をしていきます。
化粧の幕板部分もガルバリウムでカバーをしましたので、
屋外の木部については今回の工事でほとんどケア出来ました。
これから永くお住まいになられるお家ですので、
外回りは特に注意が必要です、
ご協力を頂きましたお施主様はもちろん、職人さん達にも
感謝申し上げます。
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