これから新築・リフォームをお考えの方へ Vol.⑧ 屋根材比較 その①(株式会社OKUTA LOHAS studio松戸店 塩澤 克敏@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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塩澤 克敏@OKUTA

これから新築・リフォームをお考えの方へ Vol.⑧ 屋根材比較 その①

2017/01/27

みなさん、こんにちわ。

LOHAS studio 熊谷店の塩澤 克敏です。

持ち家制度を利用して建てた自宅のお話です。

本日は屋根材のお話です。

新築でも、リフォームでも屋根材って何がよいのか? 迷われますよね?

私も、屋根材を何にすべきか、とても悩みました。

漠然と自宅に採用するならこの瓦材!  と決めていたものもあったのですが、結果と

しては別のものを採用しました。

各種様々な屋根材があり、一長一短。。

相談される業者さんによっても、お勧めの屋根材が違う。。。

とにかく、非常に比較がしにくいのが屋根材です。

また、一様に比較できるものもなかった為、自分なりメーカーのHPや、一部の瓦材の比較サイトを

参考にしながら比較表にまとめたものをこちらのブログでお伝えしていきます。

これから屋根工事を検討される方に参考にして頂けると幸いです。

屋根材比較の為に、何を基に比較していくのか?

私は瓦材の 「材質」 によって、大まかな分類が出来ると考えております。

「材質」 によって、屋根材の特徴や、その後のメンテナンス方法が変わってきます。

【材質による屋根材の分類】 は以下の通りとなります。

①スレート系 ②セメント系 ③粘土系 ④金属系 ⑤アスファルトシングル

形状やメーカー・商品によっても、変わってきますので詳しくはLOHAS studio まで

ご相談ください。

屋根材の性能を比較する上で本日は、◆屋根材の特性 ◆屋根材自体の耐久年数

◆メンテナンス方法 ◆重量 ◆おおよその価格 の項目で比較したいと思います。

また、リフォームでは既存の屋根の葺き替えになりますので、最小勾配にも注意の上、

屋根材選定の参考にして下さい。

①スレート瓦

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◆ 化粧スレート

[特徴]

セメントを高温高圧下で養生・成型した板状の合成スレートに、

着色したものを「化粧スレート」と呼びます。

一般的に「コロニアル」「カラーベスト」 と呼ばれる瓦材です。

厚さ4.5㎜と 薄い屋根材の一つで、耐候性(風雨や日光などに耐える力)も

高く、軽くて、安価なことから、広く普及している瓦材です。

[耐久年数]

30年を目途に葺き替えが必要と言われる瓦材ですが、近年では

35年経過しても耐久性に変化が見られないという試験データの商品

もあります。リフォームの場合は、30年を目安に葺き替えを検討頂く方が

良いかと思います。

[メンテナンス方法]

主原料のセメント自体には防水性能がない為、表面塗膜で防水性を発揮して

います。製品出荷時にはアクリルの焼付塗装が施されている商品が多く、

5年から7年で塗り替えが必要となります。その後は、塗り替えをされる塗料の

耐候性によっても前後しますが、10年を目途に塗り替えをしていくことが必要と

なります。

[重量]

17.2kg/㎡ と軽い屋根材で、日本瓦[釉薬瓦]の1/3 程度となっています。

軽量である為、耐震性の面からも利点のある瓦材です。

[価格]

メーカーや商品によっても変わってきますが、一般的には 「安価」 な瓦材となります。

[最小勾配]

3寸勾配以上となっており、比較的緩勾配での施工も可能です。

 

◆天然スレート

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[特徴]

スレートとは、粘板岩のことを指し、具体的には玄昌石(げんしょうせき)

を言います。玄昌石を屋根に使っている場合、天然スレート葺きと言います。

天然スレートは5億年の年月を経た天然石材で、ヨーロッパでは、お城や

寺院などの建物によく使われています。

建物を建て替えても屋根材は再利用されることが多く、天然石ならではの

色の美しさや、細やかさは自然が作ったものならでは。

落ち着きと高級感を醸し出します。

但し、高価なことや、重量の問題から、ごく一部の建物でしか採用されていない瓦材です。

[耐久年数]

割れたりしない限り、瓦材としての耐久年数は半永久となります。

先に、野地板などの腐朽・劣化が進行すると考えられます。

[メンテナンス方法]

メンテナンスフリーの瓦材で、殆ど退色などもありません。

[重量]

50kg/㎡ と瓦材の中でも最も重い屋根材となります。

[価格]

天然石ですので、やはり高額です。

また、輸入の商材が多いことも価格に反映していると思われます。

[最小勾配]

スレートの葺き方によっても変わってきますが、一般的な3枚重ねの工法で、

4寸勾配以上となっております。

非常に施工が難しい屋根材の為、施工を検討される場合は、専門業者での

施工が必要となります。

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天然スレートの屋根材ということこんな感じです。重厚感があり、

ステキですね。

 

・・・と、屋根材の話になるとかなり長くなってしまいますね。

まだ、①スレート 系だけでこのボリュームになってしまいましたので、

②以降については、また、改めて次のブログで情報をお伝えしていきます。

更新頻度が遅い為、今すぐにでも、情報が必要だという方は、直接お問い合わせください(^^)

 

 

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