屋根点検実施のおすすめin行田市

LOHAS studio

塩澤克敏@OKUTA

2015/01/23

みなさま、こんにちわ。

先日、行田市Ｏ様邸の屋根点検を実施いたしました。

O様邸の屋根材は無釉薬瓦の「いぶし瓦」でした。

「いぶし瓦」とは、釉薬（うわ薬）をかけずに焼き、松材や松葉で
黒色にいぶすことから、瓦全体が渋い銀色をした瓦材です。

松材・松葉をいぶすことで表面に煤がつき、炭素膜を形成する
ことで防水層を形成します。ただ、釉薬瓦に比べ、耐久性が落ちます。

以前は塗り替えのできない瓦材とされていましたが、現在は、「いぶし瓦」
用の塗料開発が進み、塗り替えが出来るようになりました。

デザイン的に、和風住宅の屋根に適していることから、日本建築の
お城や寺社、和風住宅の屋根に多く使われています。

O様邸では瓦材自体の劣化に加えて、漆喰の劣化、また、昨年の
大雪被害による、隅棟のぐしの崩れ、雨樋の変形がございました。

ぐしの崩れなどは雨漏れに直結してしまう為、早めの対応が必要と
なります。

普段、登って確認できない箇所だけに早めの点検をお勧めいたします。

　隅棟ぐしの崩れ

　雨樋の変形

　雨樋の変形

　凍結による瓦材の爆裂現象

　漆喰の劣化

　銅製雨樋の腐食

　瓦材のクラック

LOHAS studio熊谷店
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