LOHAS studio
塩澤 克敏@OKUTA
2016/12/16
みなさん、こんにちわ。
LOHAS studio 熊谷店の塩澤 克敏です。
持ち家制度を利用して建てた自宅のお話です。
上棟が終わると、屋根下地・外壁の下地の施工を行います。
写真は屋根の瓦材の下に敷く防水紙・ルーフィングです。
実は、隠れて見えなくなってしまうルーフィングの施工ですが、雨漏れを
防ぐという点では非常に重要な工程となります。
一般的にルーフィングというと2種類に大別されます。
①アスファルトルーフィング
②改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)
一般的なルーフィングといわれるものは①のアスファルトルーフィングのことです。
名前の通り道路に敷くアスファルトと同様のものを使っており、フェルト状の原紙に
アスファルトをしみこませています。
アスファルトが防水の役割を果たし家に雨が侵入するのを防いでくれます。
それに対して、近年、普及が進んでいるものが②の改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)です。
厳密に言えば改質アスファルトルーフィングとゴムアスルーフィングは別のものになりますが、期待できる
効果・性能という面では同様です。
改質アスファルトとは、ポリマーや天然アスファルトなどを加えることで、対流動性・耐摩耗性・
耐剥離性・付着性・たわみ追従性などの性能を向上させたアスファルトです。
一般的にルーフィングの施工はタッカーと呼ばれる、大きなホッチキスのようなもので、野路板
に止めていきます。
ホッチキスでとめていくので小さいながらもルーフィングに穴を開けていきます。
小さな穴ですので基本的に問題はないといわれていますが、長期的に雨水などが浸入していくと、
タッカー留めの穴から雨漏れが発生したりします。
改質アスファルト(ゴムアスルーフィング)は、追従性が高い為、タッカー・ビスなどに密着して
高い防水性能を発揮します。
価格に関して、②改質アスファルトの方が若干高めですが、施工費用としては大きく変わりません
ので、②改質アスファルトでの施工をお勧めしております。
このようにちょっとした違いで、雨漏れを防げるかもしれませんので、
これから新築、もしくはリフォームを検討される方は下地材まで確認されることを
お勧めいたします。
外壁下地材は大建工業のダイライトを採用しました。
耐震性・防火性に優れた害造材で、また透湿性能が高い素材の為、壁内の結露を防ぎます。
構造内部の壁内結露を防ぐためには室内側から外壁側に向けて、透湿抵抗の低い素材から、
透湿抵抗の高いものにしていくことが重要です。
下地が終わると、屋根葺きの作業に移ります。
今回採用したのは旭グラスファイバーのアルマというアスファルトシングルの瓦材です。
屋根材の話になると、非常に長くなるので、続きは次回お付き合いください。
SNSでシェアする
担当者へ無料メール相談!お気軽にご相談下さい!
お問合せ・資料請求はこちらから月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 3月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |