LOHAS studio
澤田亮@OKUTA
2020/07/29
一度落ち着いたコロナ危機。
感染者数が再度増加してきて、真夏なのにマスク着用、三密を避けるなど、
これから先も感染予防は続けていかないといけませんね。
梅雨空の中、池袋に行く機会があり「自由学園明日館」に立ち寄りました。
ご存知の方も多い、近代建築三大巨匠のひとり「フランク・ロイド・ライト」設計。
F.L.ライト設計建築物を日本で見学できるところは少なくとても貴重で、
「自由学園明日「館帝国ホテル」「山邑邸(ヨドコウ迎賓館)」の3つですかね。
幾何学的なデザインが特徴的で、内装や窓や照明のデザインにも数多く使われています。
プレーリー(草原)ハウスという考えで、
外と建物内部の床の高さをフラットにすることも、F.L.ライト作品の特徴です。
大谷石も多用しており、良い雰囲気が出ています。
高温多湿の日本の気候には、プレーリーハウスの考えは合わなかったようで復元工事の際、
痛みがひどくてほとんどのフローリングが再利用できなく、会議室の一部にだけ残っていました。
椅子は、F.L.ライトのデザインなのか不明らしいですが、六角形にスリットの入ったデザインは素敵でした。
桜の季節にまた行きたい場所の一つです。
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