「センス」のある住まい(株式会社OKUTA Archives sa039@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2014/02/09

先日、秋口に完工した、Y様邸にお邪魔してきました。

打合せ中に、ベビーカーに乗っていたお子様もすっかり大きくなり・・・本当にお子様の成長って早いんですね。

 

実はY様は、打合せ時からご自分のリフォームに対して、明確なイメージを持っていらっしゃいました。

海外の雑誌の切り抜きや、様々なウェブサイトの画像、お好きな家具のお写真まで・・・。

打合せ中は、デザイナーを中心に、2人3脚で、我々もY様のイメージを形にする為に、一緒に試行錯誤を重ねていきました。

 


 

 

そして・・・家具が入り、新しい生活が始まりながらも、とてもすっきりと片付いたお部屋は、まさにY様の好きなものを詰め込んだ、宝石箱の様なお住まいでした。

ざっくりとした風合いの無垢のフローリングに、アンティークの一点物のドア、壁もあえて塗装でラフに仕上げました。

決してフルスペックの、いたれりつくせり、の住まいではありませんが、住む人と共に歳を重ね、味わいを増していく、そしてそれを愛しむことが出来る・・・そんな素敵なお住まいが出来たのではないかと思っています。

 

 


 

 

思えば、私たちが忘れかけている、古き良き日本の住まいも、そうやって住む人の愛情によって、つくられてきたのだと思います。

今は、何でも好きなものが手に入る世の中ですが、物を愛しむ気持ち、自分の好きなものを選択出来るセンス、というのは決してお金で買うことは出来ません。

 


 

 

私たちLOHASstudioのスタッフも、Y様に負けない様、常に色々なことに感動し、目の前のものを愛しむことが出来る、豊かなセンスを磨きつづけていきたいと思っています。

 

Y様、本当に有難う御座いました。