LOHAS studio
sa078@OKUTA
2017/08/30
先日、住宅遺産トラストにて開催された、建築家宮脇檀設計の中山邸の見学会に参加してきました。今年9月の解体が決まり、一日限定となった貴重な見学会には著名な建築家も含めて多くの方がいらしていました。
宮脇さんは1960年代以降に活躍された建築家で、代表的な作品では「ブルーボックスハウス」や、「もうびぃでぃっく」など当時の最先端デザイン、モダニズムといったイメージが強いですが、その後世界中の集落を歩き回りデザイン・サーベイを行った経験から、その土地、敷地や環境から与条件を導き出して設計に落とし込むようなスタイルに変化していったそうです。
その分岐点となる住宅が中山邸と言われています。
既存の樹木や、石碑、灯篭、敷石などを何らかの形で使用してほしいという施主の要望を満たしながら、敷地内の断片的な環境に応じてプランがまとめられているように感じました。
そこに様々な素材感や、快適な生活がイメージされた工夫がしつらえてあります。今現在であっても、生活者視点に立ったデザインや、快適に過ごすための工夫など勉強させていただくポイントが非常に多くありました。
「眼を養い、手を練れ」宮脇さんの有名なフレーズで、宮脇塾著の書籍のタイトルでもありますが、この本は私が建築を初めて最初に学んだ本でした。今でも時々目を通すとをハッとさせられることがあります。
初心を忘れずに、鍛錬し続けなければいけませんね。
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